こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
「コワーキングスタイル」という言葉が出てきて以来、ここ数年でコワーキングスペースが急増しています。
僕が住んでいたタイでもご多分に漏れず、もの凄い勢いでコワーキングスペースができています。
もちろんタイ人の利用もあるのですが、それよりも他の国の方の利用が目立ちます。(特に西洋人が多い)
コワーキングスペースといっても公の場には変わりない
ひとり社長やリモートワーカー(在宅勤務者)、フリーランスの方が活用されているコワーキングスペースですが、仕事をするという視点で考えると、利用には十分注意が必要です。
会員しか入室できないようなセキュリティが万全のコワーキングスペースでも、不特定多数の人が出入りする公の場には変わりありません。
漏れてはいけない情報は公の場には持ち出すべきでない、という基本的なスタンスは持っておくべきです。
セキュリティの問題
セキュリティの重要性が騒がれている今、もちろんセキュリティに配慮したコワーキングスペースがほとんどなのですが、それでも僕としてはコワーキングスペースの利用に若干マイナスなイメージを持ってしまいます。
前述したように、コワーキングスペースといっても色々な方が利用する公のスペースです。
いくらセキュリティに配慮している場所であっても、情報の漏洩や盗難が起きる可能性はゼロではありません。
また、取引先であるクライアントの立場から考えてみるのも大切です。
「自分の大事なプロジェクトが、公の場で作業されている」
と知った場合、どう感じるでしょうか。
あまり良いイメージはないですよね。
セキュリティはもちろんのこと、クライアントとの良好な信頼関係のためにも、コワーキングスペースを利用する際には配慮すべきです。
システム開発の場合は、リアルなデータは持ち出さないこと。
公の場で開発をする場合は、テストデータ(ダミーデータ)を使って開発を行うことです。
まとめ
公の場では、業務上の機密情報を扱うような作業は行わないことです。
コワーキングスペースによっては個室をレンタルしているところも多いので、「どうしてもコワーキングスペースじゃないと」という場合は、そういった閉じたスペースを利用するべきです。
コワーキングスペースやカフェなどでパソコンを広げていると、仕事をしてる感があるのは確かです。
そういった人たちを「意識が高い系」と呼んでいたりします。
しかし、本当に意識が高い仕事をするには、セキュリティやクライアントに配慮した姿勢から始まるべきです。