こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
「時代は若者が創る」なんて断言してしまうと誤解を生みそうだけど、いつの時代も若者によって創られるというのは疑いようのない事実です。
時代を創るのは、ポマードでギラギラした政治家でもなければ、能書きを垂れるどっかの会社の役員でもありません。
いつの時代も若者がリードしている。
若者から謙虚に学ばなければいけない
Twitterが出始めたときを覚えてますか?
Twitterが流行りはじめた当初、大人たちは
ようわからん。こんなもの子供が使うものだ
なんて言っていました。
だけど今はどうでしょう。
そんな大人たちが、こぞってビジネスでTwitterを活用していますよね。
生まれた年が早かっただけで人生の先輩ヅラするべきではないです。
「いまの若いもんのことは理解できない」
「俺たちの時代のほうがよかった」
なんて言っていてはいけません。
年齢なんか関係なく、僕たちはもっと謙虚に学ぶべきです。
若者よ、僕らおじさんたちの意見も聞いてね
ここからは若い世代の方へのメッセージを書きます。
勘違いしてはいけないのは、
「若者が時代をリードしている」と「若者は正しい」はイコールじゃないということ。
何をしても許されるというわけではありません。
最近「信用経済」なんて言われているけど、そんなこと数百年前の大昔からずっと変わらないことです。
だけど、信用があるからといってお金を稼ぐのにどんな手段を使っても良いっていうことじゃありません。SNSを見ていると、そういった傾向が若者のあいだで広まっていることを、僕らおじさんたちはとても心配しています。
・自分の飛行機のチケット代を集める
・美味しいものが食べたいと食事代を集める
・数億円の借金の返済のためにお金を集める
インフルエンサーは、自分のビジネスの活動のひとつとしてこういったことをやり、ファンやフォロワーたちは喜んでお金を差し出す。
でも、ビジネスとして見たとき「???」なわけです。
「信用」「信頼」という形のないものを盾にお金を取ろうとしているようにしか見えないんです。
ビジネスの基本は「三方よし」
いろいろな意見があるかもしれませんが、ビジネスの基本は「三方よし」です。
「三方よし」とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」を言います。売り手と買い手がともに満足して、さらに社会貢献もできるのがよい商売ということです。
僕自身、ビジネスをする上で一番大切にしている近江商人の教えです。
宗教ビジネスやら情弱ビジネスやら色々あるけど、買い手が満足してるなら別にいいんじゃないかなと思う。ただ自分ではやらないな。「三方よし」を大事にしたい。宗教ビジネスとかって売り手と買い手は良いかもしれないけど、世間よしにはなりそうもないから。
— 荒井@小さなシステム会社のグロースハック戦略 (@yutakarai) June 1, 2018
こういったことを言うと
いやいや、お金を使うことで経済がまわってるんだから世間よしになるだろう
と主張する人も出てくるかもしれません。
だけど、
インフルエンサーの個人消費のためにお金を集めることが、社会にとって良いビジネスモデルなんでしょうか。
もう一度よーく考えてもらいたいです。