こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
早いもので、僕がサラリーマンを辞めて独立してから7年が経ちます。1
いま思うことは、「ちゃんと考えておいて良かった」と「もっとしっかり考えておけばよかった」の2種類が入り混じっています。
今回は、フリーランスとして独立する前に考えておくべきことを紹介します。
もし将来フリーランスとして独立を考えているのであれば参考になれば嬉しいです。
フリーランスで独立する前に考えておくべきこと
本当にフリーランスで良いのか自問する
独立することのメリットとデメリットをいくつか挙げてみます。
・自由に仕事ができる
・売り上げは全て自分のもの
・定年がなくいつまでも働ける
・収入に波がある
・すべて自分の責任
・会社の信用という後ろ盾がない
まずは、フリーランスとして何がしたいのかを明確にしておく必要があります。
メリットとデメリットと、自分がやりたいことを考慮して
本当にフリーランスで独立するべきか
いまの社員のままでも実現できるのか、よく考えることが大切です。
自分と市場を知る
つぎの3つの質問について、それぞれ答えをリストアップしてみてください。
質問1「あなたのできることは何ですか?」
質問2「あなたのやりたいことは何ですか?」
質問3「市場が求めていることは何ですか?」
これらの質問の意図は、自分と市場を知ることです。
3つの質問の答えが重なるところが「あなたのビジネス」になればベストです。
「天職」と言っても良いです。
・やりたいことだけど、できなければ、仕事ができる状態ではありません。
・やりたいことだけど、市場が求めていなければ、ビジネスになりません。
・市場が求めているけど、やりたくないことであれば、長続きしません。
フリーランスとして独立して、自分のビジネスが成り立つか冷静に客観的に考えましょう。
仕事はどこから?
仕事がなければフリーランスで独立しても意味がありません。
やみくもに勢いに任せて独立したところで、それは長続きしません。
仕事をどうやって取るか、ある程度目星をつけておきましょう。
僕は、独立当初の数ヶ月は以前の雇用先からの仕事をもらっていました。
その後は自分で営業し、少しづつですが新しいクライアントも増やしていくことができました。
以前の取引先の関係先に営業するのか、新規で営業するのか、クラウドワーキングサービス等ネット上でクライアントを探すかなど、仕事をどうやって取っていくのか、考えておきましょう。
モチベーションを保つものは何か
周りには同僚もいないし、上司もいません。
モチベーションを上げるも下げるも自分次第です。
独立当初はモチベーションも高いですが モチベーションにも波があります。
それは、直接あなたの仕事の効率や結果に直結してしまいます。
モチベーションが下がったときに、上げる方法をいくつか見つけておくことをお勧めします。
以下にモチベーションを上げる方法の例を挙げてみます。
- 外に出る
- 体を動かす
- 他フリーランサーとの情報交換
- 経営の勉強をする
ポイントは「習慣化」です。
こういったモチベーションのスイッチとなることを、スケジュールに入れてしまい、半強制的に実行することです。
そうすることで、モチベーションは下がることはあっても、習慣化したモチベーションの回復で、全体的に見たら平均的なモチベーションを保つことができます。
経営者視点を持つ
「フリーランス」は「個人事業主」とも言い換えられます。
事業の主、要は経営者です。
自分でビジネスを経営しているという意識がとても大事です。
今あなたがまだ会社に所属しているなら、今のうちに経営者目線を持つことをお勧めします。
まずはあなたの直近の上司を見て 部下のマネジメントはどうやっているのか観察します。
直接聞いても良いと思います。
部下を想う上司なら、良いアドバイスをくれるはずです。
そして次に経営者(社長)は どういった仕事をしているか、またどういった考えで会社を経営しているか見てみます。
僕の場合は、独立前は小さな会社の社員だったので、社長との距離も近く直接社長に質問をしていました。
僕が学んだことは次のことです。
それぞれについては、追い追いこのブログで詳しく書いていこうと思います。
まとめ
フリーランスといっても、ビジネスをする経営者です。
勢いだけで進まずに、
冷静に考えた上で決断する慎重さと
決めたらやる行動力とのバランスがなによりも大切です。
フリーランスとして独立 → 海外ノマド → 会社経営(←今ここ)↩