こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
僕は本を読みます。
和書洋書あわせて年間250冊くらい。
月間だと、20冊ちょっと。
だいたい1日に1冊いくかいかないかのペースです。
もっと読んでいる方はいますが、日本人の平均読書量が年間12,13冊ということなので、それに比べると読むほうだと思っています。
今回は、僕の読書の方法を共有します。
本は汚してなんぼ
「紙の本とkindle、どっちが良いか」みたいな論議もありますが、僕としてはどちらでも読んでいます。半々くらい。
特に紙の本についてですが、本は汚してなんぼだと考えています。読んだ後メルカリやブックオフで売りたいと考えると、できるだけ綺麗にしておきたいということもあるでしょう。
本を汚すことは最初抵抗はありますが、それをやっていくうちにパターンがあることがわかってきました。
それは
今の自分にガツっとくる本は汚れる
ということ。
言い方を変えると
ずっと側に置いておきたい本ほど汚れる
ということです。
反対に言うと
勉強にはなったけど、側に置いておくほどでもない本は綺麗なまま、なんです。
「本を売るから汚すのはちょっと、、」と考えているのであれば、綺麗に残った本を売れば良いという考えに変えると多少は気が楽になるのではと思っていますw
まずは目次を熟読
それでは、僕の読書の方法の紹介に入ります。
ひとつお断りを入れておくと、主にビジネス書の読書としてお話します。
本を手にとってまずすることは、目次の熟読です。本の中には、目次が全てを語っている場合も少なくありません。
目次を読むのは、どういったことが書かれていて、どういった順番で話しが進行していくかを知ることです。
また、目次を読むことで、自分はこの本から何を得たいかを明確にすることができます。目的を持って本を読むことは、読書をする上で一番重要なことです。
自分の目的を明確にするためにも、まずは目次を熟読します。
全体を斜め読みしながら、目印をつけていく
次に、本の全体を斜め読みしていきます。
ザーっと斜め読みしながら、「おっ?ここは良いこと書いてあるかも」と思ったところに印をつけていきます。
つける印はなんでも良いです。
・ポストイットを貼る
・ページの端を折る
最近のビジネス書の中には、重要なポイントを太文字にしてくれていたり、ラインを引いてくれていたりしている本があります。あれがあると、斜め読みするだけで、その本の言いたいことが大体わかったりするので良いですよね。
目印部分を熟読
斜め読みが終わったら、目印をつけたところを熟読していきます。
ここで大事なのは、「この本を読む目的」を常に頭に置いたまま読むことです。
そうすることで、本の内容を通して、いま持っている自分の知識が刺激されて、新しいアイデアが浮かぶ瞬間があります。僕は、熟読しながら思いついたことは、ページの余白にどんどん書くようにしています。
本に書くのは抵抗があると言う方は、メモ用紙を横に置いて書くのもよいでしょうし、または消せるボールペンで書くのもひとつの手かもしれません。
また、全体を斜め読み。新たにひっかかった点を熟読
目印部分を熟読した後は、また全体を斜め読みすることにしています。目次を含めて全体を斜め読みします。
ここで面白いのは、最初に目印をつけたところ以外にも気になる部分が出てくることです。
たぶん、熟読することで自分の中のアンテナが反応するようになっているのかなと思います。ここで新たにひっかかった部分は、熟読します。
ここまでで、本を計3回読んだことになります。3回読むと、だいぶ本の内容が頭に入ります。
出力までできれば尚良し
読んで得たものを出力できれば、尚良いです。
出力の方法はなんでも良いと思っています。
・マインドマップにまとめる
・Evernoteにメモをまとめる
・ブログに書く
出力のポイントは、本の内容だけをまとめるのではなく、自分の意見やアイデアも盛り込むことです。
本から得た知識を自分というフィルターを通して出力することで、ただの知識ではなく血肉として得ることができると考えています。
人間は忘れる生き物です。
得た情報は、使わないとどんどん忘れていってしまいます。読書したことをムダにしないために、是非この出力の工程はおすすめです。
まとめ
今回は、僕の多読/速読の方法を紹介しました。完全にオリジナルな読みかたなので、参考程度にしていただけたらと思います。
僕自身まだまだ読書量は足りないと思っているので、今後はもっと増やしていきたいと思っています。
「読書する時間がない」と言われる方を見かけますが、言い訳ですよね。時間は誰でも平等にあるんです。ただ時間を作っていないだけです。細切れであれば、1日のうち1時間くらいは作れるはずです。
是非ここで紹介した方法を参考にしていただけたら嬉しいです。