こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
僕はマーケターではありません。
が、マーケティングのトレンドなどにもアンテナを張っています。
マーケターでない僕がこんな記事を書くのは少々気が引けますが、今回は2019年見逃すべきでないマーケティングのトレンドを3つ紹介します。
1. チャットボット
トレンドひとつめ、チャットボットです。
チャットボットは、広い意味での「カスタマーサービス担当者」として活用されています。
チャットを通してお客様や従業員のサポートをしてくれます。特にEコマースでは、お客様の質問に対する応対だけでなく、商品の提案もしてくれます。
お客様はチャットボットによって、企業との接触を即座にでき、パーソナライズされた対応をしてくれます。問い合わせの文章を書いたり電話で待たされたりと、従来の煩わしいステップが削減されるため、お客様にとって嬉しいソリューションです。それだけでなく、企業側ではカスタマーサービスチームの運用コストも大幅に削減してくれます。
また、AI(人工知能)技術を併用することで、チャットボットの機能を強化してくれます。今後もチャットボットの導入事例が増えていくでしょう。
上記先日の記事でチャットボットの成功事例を挙げましたが、各社でチャットボットの活用の増加は2019年にも続くはずです。
チャットボットを使用することで、顧客サービスを通して積極的に顧客に接触し、顧客にパーソナライズされた顧客体験を提供することができます。
チャットボットは、これまでのEメールマーケティング手段を補完するツールです。たとえば、Facebook Messengerにチャットボットを使うことで、Eメールだけでは限界のあったお客様との接点を増やすことができます。
2. ビデオ
トレンド2つめは、みんな大好き「ビデオ」です。Youtube大好きですよね。もしかしたら「いまさらかよ」とうんざりしているかもしれません。
過去数年間、ビデオはマーケティングの世界的なトレンドでした。
これはアメリカの例ですが、アメリカ人の73%がYouTubeの動画を見ているそうです。それだけでなく、Facebook広告でさえも動画が好まれる傾向があります。
このように、僕たちは既にビデオが不可欠であることを知っています。
しかし、マーケティングを考えたうえで大切なポイントがあります。
それはビデオを見るデバイスへの配慮です。
人々は、YouTubeやFacebook、Instagramで何時間ものビデオを見ています。使っているデバイスは様々です。デスクトップやテレビ、タブレット、スマートフォンで観るわけです。
デバイスによってビデオの見え方は違います。
・デスクトップやテレビは、横長。
・タブレットやスマホは、縦長。
問題はタグレットやスマホで観るときです。
僕たちは自分のデバイスを回すのを嫌います。
各デバイスの視聴シーンに考慮することが大切です。
ビデオを使用することで、自社のブランドの個性を伝えやすく、また多くの情報を伝えることができます。2019年も相変わらずビデオは重要なマーケティングツールのひとつです。
3. 音声
トレンド3つめは、音声です。
AlexaとSiriを筆頭に、音声検索と音声マーケティングの活用が広がっています。
アメリカで有名なSEO情報サイト「Search Engine Land」によると、アメリカ国内で音声ベースのEコマースの売上高は2017年に18億ドルに達していて、2022年までに400億ドルまで成長すると予測されています。
いま消費者の傾向は「利便性の向上」です。
僕自身、最近音声入力を積極的に活用しはじめましたが、多少の不正確なところは残るものの、利便性は抜群に良いです。
また、僕の義母(妻のお母さん)も音声入力を積極的に活用しています。
こういったように、年代問わず音声の活用が広がってきています。
マーケティングの施策として「音声」は侮ることはできません。
まとめ
今回トレンドを3つ紹介しましたが、正直なところ真新しいことではありません。期待ハズレでがっかりした人もいるかもしれません。
しかし、今回紹介した3つはマーケティング施策として検討しておくべき重要なトレンドです。どれも少しずつですが着実に広がってきているので、競合他社に遅れをとるまえに、導入を検討してみるのも良いかもしれません。