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SEOに悪影響を与えないために、A/Bテストで必ず行うべき対策

ウェブマーケティング

コンバージョン率最適化(CRO)と検索エンジン最適化(SEO)の相互関係について、「コンバージョン率最適化を行うとSEOにも良い影響を与える理由」という記事で書きました。

しかし、やり方を間違えるとSEOに悪影響を与えかねません。
コンバージョン率最適化対策、特にA/Bテストを行う際に、SEOに悪影響を与えないための対策をしておく必要があります。

今回は、A/Bテストを行う際にしておくべき対策について紹介します。

バリエーションページを検索エンジンにインデックスさせない

A/Bテストにおけるページの呼び方について

A/Bテストでは、1つのページにおいて2種類以上のバリエーションを比較します。

このとき

・オリジナルページを「コントロールページ
・他バージョンのページを「バリエーションページ

と呼びます。

バリエーションページもインデックスされるということは、テスト最中のページをインデックスされてしまうということなので、SEO的に良くありません。

インデックスされているかチェックする方法

まずはバリエーションページがインデックスされていないかチェックしましょう。
Googleでインデックスされているかを確認するには、以下のように検索ボックスに入力して検索することで確認できます。

site:yourdomain.com/variationB.html

検索結果にページが表示されたら、インデックスされていることになります。

インデックスさせない方法

インデックスさせないための方法を2つ紹介します。

方法1:robots.txtに記載する

robots.txtは、検索エンジンにサイトへのアクセスを制限するための設定ファイルのようなものです。
例として、以下のように記述すると、GoogleBot(Googleのクローラー)に対して、variationB.htmlページにアクセスしないようにできます。指定したページに対してインデックスされなくなります。

User-Agent: Googlebot
Disallow: /variationB.html

ひとつ、robots.txtを使うことで気になる点を共有しておきます。
robots.txtを配置すると、部外者でもrobots.txtの内容を確認できてしまいます。

例えば、xxxxx.comというサイトがrobots.txtを配置している場合

xxxxx.com/robots.txt

へアクセスするだけで、robots.txt の内容を見ることができてしまいます。

ある程度の知識がある人がrobots.txtを見れば、
「あぁ、このページでA/Bテストをやっているんだな。そして、このページがバリデーションページで、オリジナルページが他にあるはずだ」
と知られてしまいます。

もしあなたが競争の激しい市場でビジネスをしている場合、競合他社にrobots.txt を見られてしまうことで、不利になる可能性もゼロとは言い切れないです。

もし、そういった点が気になるようであれば、次の方法2をお勧めします。

方法2:メタタグを記述する

ページのタグの中に以下のメタタグを記述することで、検索エンジンへインデックスされなくなります。

<meta name=”robots” content=”noindex” />

ここで注意しなくてはいけないのは、
複数ページで利用しているテンプレートにこのタグを入れないことです。
テンプレートを利用している全てのページがインデックスされなくなってしまいます。

必ず、該当のページだけに、このメタタグを記述するようにしましょう。

インデックスされていたら

バリエーションページがインデックスされていたら検索エンジンから削除しましょう。
削除方法は簡単です。代表的な検索エンジンについて、以下に紹介します。

Googleの場合
ウェブマスターツールから削除
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja

Yahooの場合
Googleでインデックス削除すると、Yahooのインデックスも削除されます

Bingの場合
Bing ウェブマスターツールから削除
https://ssl.bing.com/webmaster/tools/content-removal

バリエーションページにcanonicalを指定する

不正な重複コンテンツがあるとみなされると、検索ランキングを下げられてしまいます。

基本的に、コントロールページとバリエーションページは、大まかには同じコンテンツになるため、検索エンジンから見ると重複コンテンツとみなされてしまいます。

バリエーションページにcanonicalを指定して、重複ページということを明示することで、「このページは不正な重複コンテンツではない」ということを示します。

バリエーションページのタグの中に以下のメタタグを記述します。

<link rel=”canonical” href=”http://yourdomain.com/controlpage.html” />

hrefに、コントロールページのURLを指定します。

もし、Wordpressを利用している場合は、「Yoast SEO」というプラグインを利用することで、canonicalを簡単に設定できます。

canonical in Yoast SEO

投稿ページのYoast設定箇所でcanonicalを指定

テスト終了後の対策

A/Bテストが終了したら以下の対策をしましょう。

勝ちページ

「勝ちページ」とはA/Bテストで一番コンバージョン率が高かったページのことです。

この勝ちページをコントロールページに差し替えます。
これにより、コンバージョン率が高いページが、検索エンジンにインデックスされるようになります。

負けページ

「負けページ」とは、勝ちページ以外のページのことです。

大切なことは、負けページは完全に削除はしないことです。
理由は以下2点です。
・テストデータとして残す
・SEO対策として残す

A/Bテストを通してユーザーの行動や心理を理解することが大切です。
そのためにも、負けページのデータを、テストから得られた知見として残しておくことは非常に大切です。

また、SEO対策としては
特に画像や動画、音声をページ内で利用していた場合、検索エンジンがあなたのウェブサイトを再スキャンした際、もともとあったファイルが無い場合、検索エンジンは「404エラー」と見なしてしまいます。

そうなると、画像などのファイル経由で入ってくるトラフィックも捨ててしまうことになります。
トラフィックを少しでも無駄にしないために、負けページは消さないほうが良いです。

もうひとつ負けページにするべき対策は、301リダイレクトを設定することです。
301リダイレクトの設定については、こちらのページが詳しいので、参考にしてください。