リテンションレートってご存知ですか?
マーケティングの指標として使われるのですが
ビジネスを成長させるために、大切なモノサシになります。
リテンションレートについて紹介します。
リテンションレートとは?
リテンションとは、「保持」「維持」というような意味ですが
直訳すると「保持率」「維持率」となります。
マーケティングでは「顧客維持率」という意味で使われます。
既存の顧客を維持している割合を表したものになります。
リテンションレートの計算方法
リテンションレートは以下の式で算出できます。
リテンションレート(%) = ((CE-CN)/CS)) X 100
CS:計測期間開始時の顧客数
CE:計測期間終了時の顧客数
CN:計測期間内に獲得した顧客数
例として
1月1日から1月31日までのリテンションレートを計算する場合を見てみます。
(CS)1月1日時点での顧客数:100人
(CE)1月31日時点での顧客数:110人
(CN)1月1日から1月31日までに獲得した顧客数:50人
( (110 – 50) / 100 )) X 100 = 60%
この例の場合、リテンションレートは60%になります。
リテンションレートが高いほど
顧客を維持できていることになります。
逆に、リテンションレートが低いほど
顧客が離れていることになります。
顧客生涯価値を高める
顧客生涯価値とは、LTV(Life Time Value)と言われます。
ひとりの顧客が、取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)のことを言います。
顧客生涯価値を高めるためには、顧客を維持する必要があります。
(高いリテンションレートを保つ)
リテンションレートを高めるには
リテンションレートを高めるには、離れていく顧客を少なくすることです。
顧客が離れていかないためには
・顧客のターゲットの明確化
・品質の向上・改善
・アフターサービス
など、顧客満足度を向上するしかありません。
また、サービスや商品の内容によって
リテンションレートの傾向が異なります。
利用頻度が高いサービスや商品は、リテンションレートは高い傾向があり
逆に利用頻度が低いサービスや商品は、リテンションレートは低くなる傾向があります。
まとめ
顧客を維持することは、大変なことです。
顧客満足度を高めるための施策を地道にやっていくしかないです。
今回はリテンションレートを紹介しました。
ビジネス成長のための指標に是非活用してみてください。