こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
第4次産業革命とはさまざまな新しい技術が同時多発的に盛り上がっている現在の状況を言います。
新しい技術とは例えば以下のようなことです。
・AI
・IoT
・RPA
・FinTech
・Big Data
・Blockchain
・CtoCビジネス
など。
第4次産業革命でどんな世界になるかというと
さまざまなものが全てインターネットにつながる世界、
そして、あらゆるものの効率化が極限まで高められる世界、です。
第4次産業革命のインパクトが大きすぎるために
「仕事が奪われる」
「自由がなくなる」
「この世はロボットに支配される」
なんていう情報や報道がありますが
技術屋の僕が言うのもなんですが
そこまで気にすることはないと思っています。
世の中は生産性が高いほうに流れていく
世の中は、生産性が高いほうに流れていくのは自然なことです。
思い返してみてください。
スマートフォンが出てきた時に
「こんなもの使い物にならない」という声が少なからず出ていました。
だからといって、今でも公衆電話を使っている人はいますか?
今でも黒電話を愛用しているご家庭はありますか?
ないです。
今や、ほとんどの人がスマートフォンを持っている時代です。
こういったように
はじめは拒否反応が出たとしても
生産性が高いほうに流れていくのは自然なことなんです。
第1次産業革命からはじまり
いまは第4次です。
今回の産業革命で大きな動きがもうひとつあります。
それが、タイトルにも書いた
「第4次産業革命で世界はアナログ回帰する」
ということです。
人間が創り出す価値がより高くなる
先日のブログで
筆ペンのハガキをいただいて感動した話を書きました。
こういったように高度に効率化した世の中になると、いままでより一層、人にしかできないことに光が当たるようになります。
より一層、人の持つ価値が高まるということです。
2045年にロボットの知能が人間を超えるという
シンギュラリティが起きると言われています。
最近では、2045年よりももっとはやく、2029年にはシンギュラリティに達するという予測もでてきました。(2020年5月追記)
起きようが起きまいが、
人間が創り出す価値は変わりません。
変わるどころか、高まるのではないでしょうか。
・おもてなし
・こころづかい
こういったことはロボットにはできません。
表面上、できたように装うことができても
そこには心が伴っていないからです。
近年は「個の時代だ」という主張もありますが
その真意は、人間が創り出す価値を高めよう、ということなのではと思っています。
今後、アナログなことやものの価値が高まります。
第4次産業革命でアナログ回帰します。
まとめ
第4次産業革命でアナログ回帰する
そう考えてみると
僕がシステム事業をする理由がわかった気がしました。
それは、
人を輝かせるために、
人が創り出すものに価値により光を当てるために
システムを作ってるんだ、ということです。
「システムによる効率化」と「アナログ回帰」は
一見、相反するように見えますが
この両立が、世の中を良くする大きなポイントなのではないでしょうか。
第4次産業革命でアナログ回帰すると確信しています。