英語を勉強して何年も経つのに、満足できるレベルまで上達しない。。と悩んでいませんか?
実は私も以前はそうでした。人並み以上に勉強しているはずなのに、いざ使おうとすると使えない。かなり悩んだ時期もありました。
しかし、少し考え方を変えるだけで、効率的にレベルアップできます。また精神衛生的にも良い効果があります。
今回は、英語を上達させる5つの心得として
英語を上達させるための私の考え方について紹介します。
英語を勉強する目的を見失わない
これは色々な本でも言われていることですが、とても大切なことです。
まず、英語を勉強する目的をはっきりさせることです。
私の場合は、ビジネス、主にシステムエンジニアとして世界の人を相手に仕事ができるようになる、という目的でした。
英語を使っている自分の姿を、できるだけ具体的にイメージしてみてください。
ただ漠然と「英語が話せるようになりたい」では不十分です。
具体的でないと、いままでのように、いくら勉強しても満足できない負の連鎖に陥ります。
そして大事なのは、その具体的な目的を見失わないということです。
英語に限らず、全ての勉強は、上達するまである程度の時間の投入が必要です。
その間にモチベーションを維持するために、自分の目的を見失わないようにすることが大切です。
ジャンルを絞り込む
目的を具体的にイメージできたら、ジャンルを絞り込んで下さい。
目的が具体的であればあるほど、ジャンルの絞り込みはスムーズにできるはずです。
私の場合は、ビジネス英語、特にシステム開発で使うような英語、さらに絞って、プロジェクトマネジメントで使うための英語、にジャンルを絞っています。
特定のジャンルに絞り込むことで、覚える単語やよく使うフレーズなどを集中的に学びます。
集中することで、短期間で効果を出せるようになります。
完璧を目指さない
最初から完璧を目指してはいけません。「ネイティブのように英語を喋りたい」など幻想は捨てることです。
実際に海外の方と話をすれば気づきますが、自分が思っているほど、完璧さを求められてはいません。
大事なのは伝える内容です。内容を正確に伝えたい、という想いがあれば伝わります。
完璧ではなくても、どんどん使うことです。
使うことで自然と磨かれていきます。
完璧になるまで待っていたら、いつまでたっても使う機会なんて来ません。
発音とイントネーションを大切にする
完璧を求める必要はありませんが、大切にしたいのが発音とイントネーションです。
世の中はグローバル化が進んでいます。
色々な国の方、英語が母国語でない人たちが、英語を使います。
その国の独特なイントネーションの英語が飛び交います。
色々なアクセントが飛び交うからこそ、スムーズなコミュニケーションを取るために
できるだけ標準的な発音とイントネーションを身につける努力をしましょう。
アメリカ英語(米語)かイギリス英語(英語)か悩まれるかもしれませんが、どちらでも良いと思っています。日本の英語教育は、主にアメリカ英語で行なわれているので、アメリカ英語のほうが自然かもしれません。
当たり前のことを忘れない
日本には英語学習のための教材が山ほどあります。
中には、
「聞くだけでぺらぺらに!」などの謳い文句が横行していますが
冷静になって、そういった言葉に踊らされないように注意してください。
ここで、上達するためにもっとも大切な心得を書きます。
聞けるようになるためには、聞く練習をする
書けるようになるためには、書く練習をする
話せるようになるためには、話す練習をする
あたりまえな事ですが、勉強のモチベーションが下がっているときなど特に忘れがちなことだと思います。
まとめ
語学を上達させるためには、薄いカーテンを一枚一枚めくっていくような地道な努力が必要です。
いまは、安く簡単にSkypeで英会話の練習ができたりと、便利なサービスがたくさんあります。
完璧を求めずにどんどん使っていくことを強くおすすめします。
地道な努力なしに上達することはありません。