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【米国】大麻の取引通貨としてBitcoinに対する新しい法案からビジネスのあり方を考える

雑記・つぶやき

世界の銀行は、大麻産業において大きな問題を抱えています。大麻は基本的に現金での取引になるので、大麻の取引をした人たちにとって、都合のよいターゲットになっています。代替案を模索しているようですが、Bitcoinに代表される仮想通貨はあまり利用できないようです。

Bitcoinは、現在インターネットや多くの小売店で広く受け入れられてきています。コインの転送が用意で、スマホからも購入できて、実際の通貨がなくても安心して取引が可能です。大麻の業界では、現金とクレジットカードの中間的な存在になるかもしれないと考える人たちもいるようです。

しかし、米国ワシントン州上院の議員が、大麻を取り扱う企業がBitcoinをいかなる取引も受け入れることを禁止するという法案を作りました。

その法案によると、「大麻製造者や大麻を取り扱う小売店は、大麻または大麻製品の購入や販売のために仮想通貨を支払うことも、それを受け入れることも禁止する」とあります。

現在、米国では医療での大麻使用を可能としている州が28あるそうです。そのうちの8州がレクリエーション用の大麻を合法化しています。

レクリエーション(recreation)とは
「リクリエーション」「レクレーション」とも》仕事・勉学などの肉体的・精神的疲労をいやし、元気を回復するために休養をとったり娯楽を行ったりすること。 また、その休養や娯楽。
(引用:コトバンク

合法としている州の中には、現金取引の代わりを必要としているビジネスが多数あります。こういった企業の一部は、2014年以降にBitcoinのような仮想通貨の取引を可能としていますが、上記の法案が成立すれば、ワシントンの企業は現金のみでの取引をせざるを得ない状況になります。

このような法案は、大麻産業の中の違法行為を促進ことになるという不安があります。こういった法案に対して、国側の思惑と産業側の思惑が交差して、今後どういった流れになるのでしょうか。国としては、法案によるメリットデメリットをよく考える必要がありますし、またビジネス側としては、法律とどう折り合いをつけていくかということが必要となるのでしょう。

編集後記

私としては、大麻に全く興味はなく、どちらサイドの意見も持ち合わせていません。
ただ、仮想通貨というような新しい技術と、それに伴う国側の法律整備の流れを通して、ビジネスの立ち位置はどう両者に折り合いをつけていくかという動きに興味があり、今回の記事を執筆しました。

(参考記事:http://ireadculture.com/new-bill-targets-bitcoin-currency-cannabis/

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