セールスファネルはビジネスに必須のもの
セールスファネルを作ることは、オンラインビジネスに限らずオフラインも含むあらゆるビジネスに必須のものになるつつあります。
セールスファネルを作るのは一見簡単なことのように思われるけど、商品が売れ拡張性のある「結果をしっかり出すセールスファネル」を作るのはそう簡単なことではありません。
あなたはどちらのセールスファネルが良い?
ここで大きなポイントを共有します。
「機能するセールスファネル」と「反応を得るセールスファネル」は、まったく別ものです。
「機能するセールスファネル」というのは、設計されたとおり100%機能する、という意味。
対して、「反応を得るセールスファネル」というのは、商品が売れたり期待する結果を出すセールスファネルという意味。
ここ数年で、セールスファネル専門のアドバイスやコンサルティングを行ってきましたが、結果が出ていないセールスファネルは、上記の「機能するセールスファネル」になってしまっていることが多いんです。
見た目がいまどきだとか、表面的な部分に終始していて、その奥にある大切なポイントを見落としていることが多々あります。
結果を出すセールスファネルを作るには、見落としてはいけない大切なポイントがあります。
ここでは、「結果を出すセールスファネル」を作るためのポイントについて7つに整理して紹介します。
結果を出すセールスファネルを作る7つのポイント
顧客と同じ言葉を使う
ターゲットとしていう顧客像はすでに設定していますか?
その顧客が使う言葉・単語を理解することが大切です。例えば初心者をターゲット顧客としている場合、難しい単語や、解説が必要な単語を多用するべきではありません。
あなたが当たり前と思っている言葉でも、読む人にとっては、理解が難しいこともあるわけです。ターゲット顧客が使う言葉に合わせて、それと同じレベルの言葉を使うようにします。
顧客をガイドする
顧客はすぐ迷ってしまいます。
ウェブページであればなおさらです。あっちを見てはこっちを見て、ここをクリックしたと思えば、また戻って違う場所を見に行く、など様々な動きをします。
顧客にしてもらいたい行動をガイドすることが大切です。
コンバージョン率を上げるUX最適化の勘所に詳しく紹介しましたが、ページの内容をシンプルにすることと、顧客が迷う要素を極力減らすことが、顧客に迷わせないページを作るポイントになります。
顧客の行動を知る
Google Analyticsなどのツールを使って、顧客の行動を知りましょう。顧客の行動データを集めて分析することが、売れるセールスファネルを作る第一歩です。
- どこのページで離脱しているのか
- どこのページの滞在時間が短い・長いのか
- どこのページからやってきているのか
- どういったキーワードで検索されてきているのか
など、顧客の行動に関するデータを知り、セールスファネルを調整していきます。
セールスファネルの作成を簡単にする
セールスファネルを作成するのには、意外に時間と手間がかかるものです。
作成しても、上記に紹介したとおり顧客の様子をみて調整する必要もあるわけです。セールスファネルを作る際に意識しておきたい点は以下の2つです。
- すでに成功している売れるセールスファネルをまねる
- ツールを活用してセールスファネルを作る
コンバージョンのゴールを適切に修正する
顧客に行動してもらいたいゴールを適切に調整する必要がある場合もあります。
ここでの大切なポイントは、前述した顧客の行動データを収集する前に、コンバージョンのゴールを修正しないことです。
顧客のデータをもとに調整することが大切です。
顧客の行動を理解せずにやみくもにゴールを修正しても、その修正が正しいのかわかりません。
暗闇の中を行先もわからず走るようなものです。時間のムダですし、失敗の危険があります。顧客の行動を理解した上で、必要であればゴールを適切に修正する必要があります。
トラフィックを増やす
セールスファネルに入ってくるトラフィックを増やします。
有料広告などを使って、トラフィックを増やしましょう。
これは、セールスファネルがしっかり機能しているかを、ある程度のトラフィックを流し込むことで見ることができるからです。
A/Bテスト(スプリッドテスト)などもやっても良いでしょう。
顧客のタイプにセールスファネルを分割する
セールスファネルに来る顧客には様々なタイプがあります。
- はじめてアクセスする人
- あなたを知ったうえで、アクセスする人
また、有料広告経由で流入してきているのか、検索結果から流入しているのか、というのもあります。
顧客のタイプによって、目的が異なる場合があるわけです。
顧客の目的に合わせてセールスファネルを分割し、ヘッドラインや内容などを顧客に合わせてカスタマイズします。
裾野を広げて誰でも受け入れられるようなセールスファネルは、結局誰にも相手にされません。
顧客が求めているものをピンポイントにヒットするようなページが理想です。
そのために顧客のタイプごとにセールスファネルを分割するのもひとつの手段です。