高齢者へのマーケティングに関連した興味深い記事を見つけたので紹介します。
「65歳以上の高齢者のSNS利用が増えている」という内容です。
According to a report by Pew Research Center last month, 35% of all adults aged 65 and older said they’re on social media. That’s more than triple what was reported in 2010, when only 11% said they were social media users.
(65歳以上の高齢者の35%がソーシャルメディアを利用している。これは2010年の11%に比べ3倍に増えていることになる。)
参照元:BusinessInsider.com
以下のグラフは、年代別のソーシャルメディア利用数の推移を表したものです。
る垣根がなくなってきている今、ますます新しいビジネスチャンスの可能性が広がっています。高齢者ターゲットのサービスについて、ポイントを以下に挙げてみます。
例えば、別に暮らしている孫とのビデオチャットのサービスを作ることを例にしてみると、こういったチャットはSkypeのような既存のサービスを利用すれば実現可能です。
しかし、利用者を高齢者に限定して考えると、不要な機能も出てくるはずです。そういった必要最低限の機能に絞り、操作もシンプルにわかりやすくします。ターゲットを高齢者にすることで、既存サービスとの差別化にもつながります。
まとめ
今回紹介した調査結果は米国内でのものですが、少子高齢化が進む日本でも同じ状況になっていると推測できます。
ビジネスは突き詰めて考えると、問題に対する解決策を提供することです。
高齢者の方は、若い頃に比べて体の自由も利かなくなり、日常生活でも不便なことや困ったことも多くなってきます。そういった問題点を拾い上げ、高齢者の方にもインターネットのサービスを通して問題点を解決してもらおうという視点が、新たなビジネスを生むヒントになるかもしれません。