こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
「会社員として優秀であること」と「経営者として優秀であること」には、かなり大きな違いがあると考えています。
予めお断りを入れておくと、会社員と経営者、どちらが優れているかという話をしてるわけではありません。
安定は甘えを生む
成果や結果を問わず、一定の給料がもらえる立場で経済的自立を果たすことは、なかなか難しいのではないかと思うんです。
人は甘えたがりです。
油断すると、楽なほうへ楽なほうへなびいてしまいがちです。
中には、会社員でありながら経済的自立をしている方もいます。しかし、そういった方はごく少数派です。多くの方は無意識的にしろ、言い方は悪いですが「ぬるま湯に浸かって」しまいがちです。
中小企業で後継者が育たない理由も、創業者/経営者のもとでリスクの少ない安定した生活を長く送ったことが原因のひとつではないでしょうか。安定した生活が続くと、あったはずのサバイバル本能がどこかに隠れてしまいます。
リスクの中を生きる
経営は、ありとあらゆる物がリスクにさらされています。
・自分自身
・家族
・社員/社員の家族
・お金
・社会的信用
など、様々なリスクを承知の上で会社を経営することになります。
自社の戦場(商圏/業種業態)の中で、圧倒的ナンバーワンになるまでは安心できない状況が続きます。(圧倒的ナンバーワンについては「ランチェスター戦略」関連の本を読むとわかりやすいです)
ちょっと儲かったからといって、それで得られる贅沢に幸せを感じる生活に甘んじてはいけないです。
楽な道を選べば、「維持」ではなく「後退」します。なので、常に高いビジョンや目標に向かってチャレンジする姿勢を持ち続けることが大切ではないでしょうか。
大変だからこそ突き進む
「幸福を求めて幸福になることはない」と考えています。
(ちょっと宗教家じみた発言になってしまいましたw)
自分のビジョンを掲げ、それに向かって尽力し実現に近づいていくことで自然と幸福感を得ることができるのでは、と思います。
目標を高く持ってそれに向かって進もう、と改めて思いました。
ただ、これってものすごく大変なことですよね。言うだけなら簡単、「言うが易し」です。
だからこそ、
大変だからこそ、
自分がそれを実践することで、周りの人にも良い影響を与えることで、ビジネスをより盛り上げていけるんだと信じています。