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僕の価値観のもとになった「同期の鬱」

雑記・つぶやき

こんにちは、荒井(@yutakarai)です。

「誰もが楽しく幸せに働ける社会をつくる」
これは、僕が事業をする目的/ミッションです。

大きすぎるくらいですが、今回は僕がこの目的を持った経緯、僕の価値観のもとになった話をしたいと思います。

同期の鬱の姿を見て得た価値観

僕のエンジニア人生は、サラリーマンとしてスタートしました。

最初に入社した会社は、いわゆるSlerというところでした。様々な現場に配属されてプロジェクトの一員として働くかたちです。

僕はあるSler企業に新人エンジニアとして入社しました。そこで、同時に入社したAさんに出会いました。同期ですね。

その会社では入社後、いきなり現場に配属されることはなく、しばらくは自社内での開発プロジェクトに配属されます。実際の業務を通した研修(OJT)の位置付けです。

入社してすぐ、Aさんと僕は社内の開発プロジェクトに配属されました。
それぞれ配属されたプロジェクトは違うのですが、オフィスは同じ場所。顔を上げればAさんの島が遠くに見えます。

Aさんと僕は歳も近く、経験も同じくらい。自然と意気投合し、お昼休みを一緒に過ごすようになります。一緒に外で買った弁当を食べながら、今どんなことをやっていて、どんなことで悩んでいるか、なんてことも話すようになりました。

 
しかし、日が経つにつれて気になるシーンを目にするようになります。

数十メートル離れたAさんが配属されているチームの机から、怒号が響くようになったのです。

怒号の主は、そのチームのリーダー。
怒号の先は、Aさん。

怒号の理由はわかりません。
おそらく何かミスをしたんでしょう。でもミスの大きさはどうあれ、遠くの机にいる僕まで届くくらいの声で怒ることはありません。

怒号が響く頻度は日に日に増えていきました。そんな毎日毎日、怒鳴られるような大きなミスを繰り返すなんて考えられません。いまでいう「パワハラ」だったかもしれません。

お昼になるとあいかわらず僕はAさんと一緒に過ごしました。僕はAさんが少しでも気がまぎれるようにと、業務とは直接関係のない話をするように努めました。

Aさんはいつでも明るく、前向きな発言をしていました。

 
しかし、
ある日を境に、会社でAさんの姿を見なくなりました。

欠勤です。欠勤は何日も続き、ついに数週間もAさんの姿を見なくなりました。

そのうち僕は、社外のプロジェクトに配属されることになりました。自社オフィスに戻るのも、チームが月一でやる報告会のときだけになりました。

ある日、報告会で自社に戻ったとき、Aさんが鬱になり会社を辞めたことを知りました。

僕はその話を聞いた時、2つのことを思いました。
「あぁ、そうかやっぱりな、、」
「あぁ、よかった」

多分Aさんがこのまま我慢をし続けていたら、最悪の場合、自殺まで至っていたかもしれません。

それきりAさんとは会うことはありませんでしたが、ここではなく他の良いところを見つけて元気にやってくれてたらと今でも思い出すことがあります。

社会は働く人が創っている。みんなが楽しく働ければ社会はよくなる

現在、エンジニア業界の人手不足は深刻な問題になっています。しかしその一方で、鬱を発症したりメンタルを弱めて休職する人が多いのも確かです。

鬱の原因は、職場環境や人間関係の影響が大きいのではないでしょうか。僕は、同僚と同じような辛い思いをする人をひとりでも減らしたいと考えています。

社会は働く人が創っています。
「個の時代だ」と叫ばれ、ややもするとサラリーマンを下に見る風潮があるのはとても残念に思います。

雇用形態は関係ありません。

誰もが楽しく幸せに働くことが、社会をよくすることにつながるはずです。

まとめ

「誰もが楽しく幸せに働ける社会をつくる」

ミッションは大きいですが、そのために僕ができることは何かずっと考えています。またこういったミッション/軸を持てたことで、僕自身の事業に対する姿勢も変わってきています。

もし今Aさんと再会してお話することができるなら、またご飯でも食べながら思い出話でもしたいなぁと思っています。まぁ僕のこと覚えていないかもしれませんがw

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