ランディングページ最適化とは?
ランディングページ最適化は英語で「Landing Page Optimization」それぞれの頭文字をとって「LPO」と言われたりします。
ランディングページは、ユーザーが検索エンジンや広告を経由して最初に閲覧するページです。
そのランディングページを見直して、コンバージョン率を高めるために行う施策が、ランディングページ最適化と言うわけです。
コンバージョン率最適化とランディングページ最適化
コンバージョン率を高めるための施策は、コンバージョン率最適化とも言われます。
では、ランディングページ最適化とコンバージョン率最適化の違いはなんでしょうか。
私も最初気になって調べたのですが、この2つは「同義」と捉えて良いようです。
ただコンバージョン率最適化は、コンバージョン率向上のための施策という意味合いがあるのに対して、ランディングページ最適化はランディングページに特化したコンバージョン率向上のための施策という違いでしょうか。
ともあれ、どちらも最適化の目的は、コンバージョン率を上げるということで共通しているので同義ということで納得です。
ランディングページ最適化の基本は訪問者を知ること
サイト訪問者の動機や目的は人それぞれです。
サイトへどうやって辿り着いたかは、ひとそれぞれです。
ネット広告を見てきた人もいますし、あるキーワードで検索た結果からサイトにきた人もいます。
ネット広告や、検索キーワードなど、サイトへの入り口が異なれば、サイト訪問者の動機や目的も異なります。
例えば、あなたが英会話学校紹介サイトを運営していると仮定します。
「英会話 学校 東京」とグーグルで検索してサイトに訪れたユーザーは、おそらく英会話学校への入学を考えていて、都内にあるそれぞれの英会話学校の比較などをしたいと考えているでしょう。
では、「ネイティブ講師のプライベートコース」という広告を経由して訪れたユーザーの目的はなんでしょうか。先程のユーザーとは目的が全く違うはずです。ネイティブ講師に教えてもらうための具体的な金額が気になってサイトに来ているかもしれません。
このように、訪問者によって目的は違うということを理解しましょう。ランディングページ最適化(コンバージョン率最適化)の基本は、訪問者の動機や目的を理解し、それに合わせることでコンバージョン率を向上していくことです。
ただ、訪問者のランディングページの平均滞在時間は3秒程度と言われています。
モバイルサイトの場合は、PCサイトと比べてもっと短いです。
なので、訪問者が知りたい情報を瞬時に見つけられるデザインであると同時に、サイト側の伝えたい情報が提示されてなければ、せっかく来てくれた訪問者がサイトから離れてしまいます。
ページのタイトル、画面のレイアウト、ボタンの見え方や位置、画像の大きさなど細かな要素について、地道な試行錯誤が必要となります。
テスト!テスト!テスト!
コンバージョン率を向上させるためには地道なテストと試行錯誤が不可欠です。
仮説 → テスト → 分析 → 仮説 → テスト → 分析 → ・・・
仮説を立て、A/Bテストを行うことで、よりコンバージョン率が高いランディングページに改善していきます。
A/Bテストについて「効果を上げるためのA/Bテストの実践」もご参照ください。