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ホームページからのお問い合わせを増やすために、考えておくべきポイントとちょっとしたヒント

ウェブマーケティング

こんにちは、荒井(@yutakarai)です。

業種業態関係なく、当たり前のようにホームページを持っている時代です。

ホームページからのお問い合わせが、顧客獲得のための重要な流入源であることは疑う余地はありません。

ありがたいことに、弊社もホームページからのお問い合わせも増えてきています。今回は、ホームページからのお問い合わせを増やすために意識している点について共有したいと思います。

考えておくべき3つのポイント

ホームページを専門家にまるまる外注されている場合も多いとは思いますが、発注する側も考えておくべきポイントを紹介します。

ポイント1. 訪問者の抵抗を減らす

まずポイントのひとつめ。
訪問者に対する抵抗を減らす、ということです。

ここで言う抵抗とは、訪問者の行動を阻害するもののことを言います。

ホームページは目的があるはずです。
・お問い合わせ
・メルマガの登録
などです。

目的である行動をお客様にしてもらうためには、余計な抵抗は極力減らしたほうが良いです。

例えば、以下のようなことです。

訪問者の行動を阻害するものの例

・登録フォーム内で余計なクリックがある
・ページの表示スピードが遅い
・余計なボタンがある

こういったものは全てお客様の行動を邪魔する抵抗になりえます。

また、お客様の行動の流れを考えておくことも大切です。行動の流れというのは、ホームページに訪れてから、問い合わせページへたどり着くまでの流れ、ということです。

・トップページ → サービス紹介ページ → お問い合わせページ
・ブログ記事 → お問い合わせページ
・サービス紹介ページ → お客様の声紹介ページ → お問い合わせページ

こういったお客様の行動の流れを意識して、その道筋に邪魔な抵抗を減らし、お客様がスムーズに流れるようにしておくことが大切です。

ポイント2. 信頼感を表現する

信頼感を損ねるということは、これはある意味「お客様の行動を阻害する抵抗」とも言えます。

行動を起こす前に、不信感や不安があると、行動にストップをかけてしまいます。信頼を感じてもらえるような内容を意識することが大切です。

不信感や不安を減らすには、例えば以下のような方法があります。

・説明が十分であること
・お客様の声があること(口コミ)
・第三者機関の証明のロゴが表示されている(セキュリティ、資格)

また、商品やサービスの価格を明記するかしないかというのも判断が難しい点です。

価格を明記しておけば、予算の合ったお客様だけがお問い合わせしてくれます。
一方、価格を明記しなければ、まずお問い合わせしていただき、詳細な話の中で具体的な提案をすることもできます。

商品やサービスの特性や、
ビジネス上の戦略によって、価格を明記するかしないかは決めたほうがよいでしょう。

ポイント3. お客様の思考のプロセスを押さえておく

お客様が商品やサービスに触れてから、行動を起こすまでのプロセスがあります。「AIDAモデル」と言われるものです。

このプロセスを押さえておくことで、お問い合わせの数を増やす大きなヒントになります。

消費者心理を理解する - AIDAモデルとその先
AIDAモデルとは何でしょうか? マーケティングやビジネスをされていれば、一度は聞いたことがある方も多いと思います。 今回はAIDAモデルについてと、AIDAモデルのその先についてお話します。 AIDAの他に「AIDMA」「AISAS」「A...

お問い合わせを増やすためのちょっとしたヒント

ここでは、もう少し具体的な対策やヒントを紹介します。

ボタンやリンクを複数配置しない

ボタンやリンクなど、お客様に行動を促す部品を「Call to Action」と言います。

このCall to Actionを複数配置してしまうと、お客様が迷ってしまいます。ブログ記事ページの場合は別ですが、「1つのページに、1つの目的」にしてシンプルにしたほうが良いです。

ページの中で、お客様にして欲しい行動は1つに絞ることをオススメします。

ドロップダウンメニューは最小限にする

ドロップダウンメニューでの、お客様のマウス操作の動きは

マウスをメニューの上まで持って行く
↓↓↓
ドロップダウンメニューが現れる
↓↓↓
現れたメニューの目的のメニューへマウスを持って行きクリックする

という動きをすることになります。

こうやって書き出すと、結構な操作をしていることがわかります。

できるだけお客様の動きを最小限に抑えることで、ホームページ内での行動をスムーズにすることができます。2段階以上のドロップダウンはなるべく避けたほうが良いでしょう。

一度に情報を詰め込みすぎない

これも前述した「ボタンやリンクを複数配置しない」と同じ理由です。

商品やサービスの情報は、十分に詳しく説明しておくべきです。

しかし、必要のない情報まで、あれもこれもと詰め込みすぎると、逆にお客様が混乱してしまいます。「1つのページに、1つの目的」を意識して、目的の行動を起こしてもらうための情報を盛り込むことが大切です。

まとめ

ホームページからのお問い合わせを増やすためのポイントを紹介しました。

しかし、どんなビジネスでも適用できる完全に再現性のある方法というのは、無いように思います。お客様の特性やビジネスの内容によるものが大きいからです。

ホームページを製作している業者さんに依頼しても、業者さん自身「これで確実に問い合わせが増える」という確信を持っていないはずです。

かっこいいホームページだからといってお問い合わせが増えるというわけではありません。地道な試行錯誤が必要なんです。

今回紹介したポイントが少しでも参考になればと思っています。

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