こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
先日コンサルティングとして入らせていただいている企業様に1日訪問させていただきました。
現在は検証フェーズで
各部門の業務や商品について
AIを活用すべきところ
既存のシステムを入れたほうが良いところ
などを、丸一日喧々諤々とお話(議論)をしてきました。
ずばりテーマは
「商品力アップによる競争力強化」
と
「業務効率化によるコスト削減」
です。
それぞれ担当部門の責任者のかたはもちろん
社長様はじめ役員のかたまで出てこられて
白熱した1日になりました。
その中で僕の思考のベースとなったのは
AIの得意とするところと
従来システムが得意とするところ
人間の得意とするところ
この三者のバランスです。
AIの得意とするのは
・大量のデータを参考にし
・何らかの予測や推奨をする
という部分です。
一方、従来システムが得意とするのは
・ルール化されたものを
・その通りに処理する
という部分です。
そして、人間が得意とするのは
・社会的能力
・感覚的なノウハウや勘
・心の通った対応
の部分です。
対象となるその業務が
上記三者のどこを適用することが一番最適か
というところが重要なポイントです。
Alは、AIが得意とするところ
システムは、システムが得意とするところを担当し、
そして人間は、人間が最も得意とするところを担当することが、
テクノロジー一辺倒にならない、着実な技術活用の姿だと考えています。
テクノロジーを最適に活用することで、従業員もクリエイティブに働けるようになります。
人間が本来すべき価値のある仕事をするためにテクノロジーを活用する、という視点が大切なんだなと改めて気づきました。