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HiPPOに注意

ウェブマーケティング

A/Bテストやコンバージョン率最適化の対策をするときに注意しなければいけないことがあります。それは、データよりも社長や上司の意見を優先してしまうことです。

社長や上司の意見をHiPPO(ヒッポ)と呼びます。
今回は、注意すべきHiPPOについて共有したいと思います。

HiPPOとは?

HiPPOとは「Highest Paid Person’s Opinion」のそれぞれの単語の頭文字を取ったキーワードです。

直訳すると、「高給取りの意見」という感じでしょうか。
HiPPOとは社長や上司にあたる人の意見のことを言います。

一般的に企業などの組織の中では高い給料を得ている人ほど立場が高く、業務担当者よりも発言力が強い人が多いです。大きな力を持っている分、ビジネスを良い方向に進めるために、このHiPPOの扱いには十分注意が必要です。

なぜHiPPOに注意するべきか

データを扱う業務、とりわけA/Bテストやコンバージョン率最適化などは特に論理的なプロセスが大切になってきます。データドリブンな対策やプロセスが大切です。

しかし、コンバージョン率など売上に直結する対策の場合などでは特に、社長や上司から意見が出てくる場面が多くあります。

社長や上司の意見には以下のような特徴があります。

・データよりも感覚を重視する傾向がある
・経験則で判断する
・自分の意見に自信がある

しかし、米国Forbsの調査で、オピニオンベースのマーケティング施策はデータドリブンに負けるという調査結果が公開されています。
データドリブンな組織は、平均27%増益する。対して、それ以外の組織は、約7%の増益に止まっている

こういった調査からもわかるとおり、データドリブンの論理的な対策をする場合は特に、HiPPOが邪魔になるケースが多いわけです。

HiPPOに邪魔されないために

HiPPOはビジネスインテリジェンスとして捉える

せっかく、テストが実施されて、コンバージョン率が向上した良いページが見つかったとしても、発言力が強い人がそれを気に入らないという理由だけで、改善されないままでいるケースが意外にも多いものです。

しかし、HiPPOを完全に無視すると、組織としての問題があります。

なので、データをもとにした対策ということを社長や上司によく理解してもらうとともに、HiPPOをひとつのビジネスインテリジェンスとして捉えるようにします。

ビジネスインテリジェンスとは、意思決定に活用するために蓄積された内部情報を言います。
HiPPOをビジネスインテリジェンスのひとつとして参考材料として、実際の対策は淡々と進めましょう。

具体的な対策の方法については、以下の記事が参考になると思います。よければチェックしてみてください。
PIEメソッドを使ってテスト箇所の優先順位をつける
良質な仮説づくりのためのフレームワーク「LIFTモデル」
課題解決フレームワーク「PPDACサイクル」とは
KPIとKGIとは?コンバージョン率最適化でのKPI例