こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
ビットコインをはじめ、仮想通貨が流行ってからしばらく経ちます。
「仮想通貨はオワコン」
「いやいやもっと価値が上がるはず。今こそ投資すべき」
いろいろな意見がありますよね。
そんななかイングランド銀行から興味深いスピーチをしていたのでこのブログで取り上げてみます。
「仮想通貨はお金の代替にならない」という意見
イングランド銀行のマーク・カーニー氏は、「The Future Of Money」というスピーチを行い、仮想通貨とその展望について語りました。
このスピーチを通して、彼はお金の代替えとしての暗号通貨の考えを却下し、投資家にとって大きなリスクを伴うことを主張し、暗号通貨に投資する人々はお金を失う可能性があると言いました。
知事は、暗号通貨は現在、財政の安定性に脅威を与えていないと述べましたが、バブルへの投資を始めた人が増えれば、マクロ財政の安定性への懸念が生まれる可能性があるという見解を示しました。
メガバンクが必死に銀行ビジネスを守っている
このスピーチは銀行の方によるものなので、銀行側の意見が強く入っているはずです。
僕の意見としては、遠くない未来には暗号通貨はお金の代替にはなると思っています。
ただ、現在の通貨が完全になくなることはないはずです。
というのは、主要銀行が自分たちのビジネスを守ろうと必死になるからです。
銀行のビジネスは手数料や利子を得ることによって成り立っています。
仮想通貨はこの既存の銀行のビジネスを破壊するくらいのインパクトを持っています。
日本国内のメガバンクが仮想通貨を取り入れようとしている動きからもわかるように、自分たちのビジネスを守るために仮想通貨を自身の銀行ビジネスに取り入れようとしているんですね。
まとめ
仮想通貨(ブロックチェーン技術)をはじめ様々な技術やビジネスによって、よくも悪くも現在はお金の転換期を迎えています。
利用者(または消費者)の僕らにとっては、仮想通貨の出現によって少なくとも便利になることは間違いありません。
ただ、ひとつ注意しなければいけないのは、仮想通貨をギャンブルとしてみている方が多いということです。投資とギャンブルは違います。
「仮想通貨バブル」とも言われていますが、はやくみんな浮き足立っている状況から脱し、健全な投資活動が広がればと思います。