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値決めによるブランディング

値決めによるブランディング ウェブマーケティング
値決めによるブランディング

お疲れ様です。荒井です。

今回のトピックは「値決めによるブランディング」です。先日、Appleのビジネスモデルについて話していましたが、そこから派生して今回はブランディングについて書いてみたいと思います。

ブランディングの利点

まず、ブランディングの利点についておさらいしてみましょう。

・価格競争にならなくて済む
・広告費の削減
・競合との差別化
・新商品のマーケティングが容易になる

ブランドを持つことによる利点は、ビジネスを行ううえで大きなアドバンテージになります。これからの時代、フリーランスであろうと中小企業であろうと関係なくブランディングに力を入れるべきだと考えています。

値決めによるブランディング

それでは値決めによるブランディングとはなんでしょうか。
それは、値段の付け方でブランディングをするということです。

例を出してみます。
ここに2種類のリンゴがあるとします。
リンゴAの値段が、1コ50円
リンゴBの値段が、1コ450円

さあ、あなたはどちらのリンゴを買いますか?

たぶんほとんどの方は1コ50円のリンゴを買うと思います。私もそうです。
しかし、例えば特別な日のためのリンゴだったり、誰か大切な人へのお見舞いだったりしたらどうでしょう。きっと1コ450円のリンゴも気になるはずです。

実際、安い商品を買う人よりも割合は少ないものの、高い商品を買う人は必ずいます。
なぜか。
それは、「高級そうだから」「安いほうより、よさそうだから」という理由だけなんです。
これって、値決めによるブランディングそのものです。

先日までお話していたAppleも、値決めによるブランディングをうまく活用しています。
商品によって小さな価格の変動はありますが、Apple商品は決して大幅な値下げはしません。
これは、価格を高く設定することによって「ハイエンド商品」というブランディングを行っていると言えます。

金額を高くするために

この「値決めによるブランディング」を私たちビジネスにも活用できないでしょうか。
活用するには、先にもお話したように、高いなりの理由、または安いものとの違い、を明確にする必要があります。

お客様にとって、購買を決断する際に一番参考にするのはWEBサイトです。
もし、自分のサイトをお持ちでなければ、一手間かけて自分のWEBサイトを作ることを是非検討してみてください。

その際は、以下の情報を盛り込んでおくことです。

・実績、経歴(経歴をシンプルにわかりやすく。得意な分野なども明記しておくとベター)
・ポートフォリオ(いままでの作品集など。画面キャプチャでもOK)
・お客様の声(あればかなり強力なブランディングになる)
・有益なコンテンツ(ブログなど)

金額を高く設定することによる最大のメリットは、クライアントの数を絞れるということです。「え?」と思われるかもしれませんが、少ない金額で大勢のお客様を相手にするより、高い金額で限られたお客様を相手にしたほうが、効率が良いです。

要するに、面倒を見るクライアントを少なくできて、自分の仕事の負荷を減らすことができ、なおかつ収入は落ちない、ということです。

どれくらいの金額をつければ良いかは、業務内容などによってまちまちなので、最初は試行錯誤は必要になるかもしれません。

しかし、値決めによるブランディングは、やる価値のあるおすすめの手法です。もしうまくいかなくても、また値段を調整すればいいんです。リスクは少ないです。

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