こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
ミッションを持っていますか?
弊社のミッションは
「日本中の中小企業を元気にする」
です。
小さな弊社が持つには大きすぎるくらいのミッションですが、誰もが楽しく幸せに働ける社会を実現したいという想いがあり、こういったミッションを持って事業をしています。
正直言うと、弊社のミッションはこれまで変わってきています。何度かブレているということですね。でもブレるときには守っている条件があります。
今回は、ブレる条件について僕の考えをお話します。
ゼンショーホールディングス小川社長のミッション
株式会社ゼンショーホールディングスという会社をご存知ですか?
「すき家」や「なか卵」などを展開する間違いなく日本の外食産業トップの企業のひとつです。
そのゼンショーの創業者/経営者が小川社長という方。この方のミッションがすごいんです。
「世界から飢餓と貧困を撲滅する」です。
すごくないですか?!
壮大すぎるでしょ!!!
きっと小川社長がこのミッションを熱く語ったとき
まわりの人は
「なに言っちゃってるの?」
「そんなこと無理だよ」
と言う人が少なからずいたでしょう。
それでも小川社長はこのミッションに向かって邁進してきたはず。そして、いまや外食産業で日本一の会社のひとつに成長しています。
ブレるときは大きくブレる
壮大なミッションを持つことは大切です。
ただ、小川社長のように最初から今まで変わらないミッションを持ち続けるというのは、難しいように感じます。
なぜか。
それは、僕たち人間はブレるからです。
それは、他人の心無い一言がきっかけかもしれません。
またそれは、ビジネスをしていくうちに考え方が変わったからかもしれません。
人の心はブレます。違う言いかただと「変わる」ということです。
でも「ブレることはいけないこと」でしょうか。
僕は、ブレてもいいと思っています。
ただ、ブレるには、ひとつ守るべき条件があります。
それは、
「以前よりも大きなミッションになること」
です。
以前のミッションよりも大きいミッションに変わるなら、いくらブレても良いと思っています。
大きければ大きいほど批判が出る。批判が出たらほくそ笑む
ミッションのブレについて、外食産業を例に出してみます。
例えば、最初のミッションが
「日本中に、安く手軽に食べれる食事を広める」
だったとします。
そのミッションが
「世界から飢餓と貧困を撲滅する」と変わった。
「大きなミッションになる」とはこういったことです。こういったブレかたであれば、どんどんブレて良いんではないでしょうか。
ミッションや志が大きければ大きいほど、批判的な人は出てきます。それは仕方のないことです。批判する人には「ミッションが理解できない」からです。
いいじゃないですか。
自分が「実現できる」と信じていれば。
批判が出てきたら「よしよし、しめしめ、進むべき方向は間違ってないぞ」とほくそ笑むくらいでちょうど良いです。
まとめ
前述のゼンショーホールディングス小川社長は、壮大なミッションをもっています。それを本気で追いかけた結果として日本一の外食企業になっています。
注目すべきは、そのミッション/志に比べて、日本一の外食企業になることがなんと小さなチャレンジであるのだろうかと、いう点です。
人間の人生は、思い描いた夢の大きさに比例します。
であれば、少しでも大きなミッションを描くべきです。僕自身、小さな目標で終わる経営者であってはダメだぞと自分に言い聞かせています。