お金と評価は、リモートワーカーにとって大きなモチベーションです。
中でもお金に関しては、お互いが良い関係を築くうえでも大きな要因になります。
今回は、アウトソーシングの成功の鍵のひとつであるお金について、注意すべき点や考えかたを書いてみます。
最初はこちらの予算を伝えない
クラウドソーシングサイトなどで、リモートワーカーを応募する際には、できるだけこちらの予算は伝えないほうが良いです。
その業務の予算感は、国やリモートワーカーによって様々です。予算感を掴むためにも、最初からこちらがわの予算は伝えずに先方の見積もりを待ちましょう。
応募者の中から、見積金額やスキルなどをゆっくり選別します。最初から焦って予算を伝える必要はありません。
ケチらない
明らかに安い金額に設定したり、無理な値下げはしてはいけません。
お金は「ありがとう」という感謝の気持ちが形となったものです。
「仕事はしっかりやってもらうけど、感謝は少ししかしないよ」
と言っているようなもので、これでは良い関係は築けません。
明確にする
金額はもちろん、支払い日を明確にしましょう。
中には、前金として金額の数割を希望するリモートワーカーもいると思います。
できるだけ希望に応じましょう。
また、こちらの支払いサイトなども明確に伝えることも大切です。
確実に支払う
これはあたりまえですね。決められた日に決められた金額をしっかり支払います。
どうしようもない状況の場合を除いて、確実に支払いをしましょう。
やむをえず遅れてしまう場合は、あらかじめ了承を得ます。
リモートワーカーが望んでいること
リモートワーカーが望んでいることはなんでしょうか。
それは、「時間の自由」と「仕事に対する真っ当な報酬」です。
「時間の自由」を考えると、なるべく時給で作業をお願いするのは控えたほうが良いです。
時給により、時間を拘束してしまうと、リモートワーカーの大きな利点を奪うことにもなります。
これは、リモートワーカーによって違うと思いますが、できるだけ希望を聞き、良い条件で働いてもらうことを考慮しましょう。
仕事の結果に重きを置きます。結果に対して報酬を支払います。コミュニケーションのルールがしっかりしていれば、時間の拘束はそこまで必要ではない場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お金についてはシビアな面ではありますが、リモートワーカーをモチベートする大きな要因です。
うまくコントロールすることで、信頼関係も築け、業務もスムーズに進めることができます。