変化していく時代に合わせた事業展開の方法を紹介したいと思います。
事業展開の方法は、ざっくり2つの大きく分けることができます。
・横に伸ばす
・縦に伸ばす
「横に伸ばす」とは、ビジネス規模を拡大して、顧客単価は変わらないものの、門戸を広くしようという戦略です。一方、「縦に伸ばす」というのは、サービスや商品の価値を高めて顧客単価を上げるという戦略です。
生き残っていくためには、このどちらかの戦略が必要です。
横か縦かによって、細かい戦術に違いはあるのですが、どちらにも応用できる手法があります。
それは、ウェブを活用したマーケティング、いわゆる「ウェブマーケティング」です。ウェブマーケティングを活用すれば、事業を縦に伸ばすことも、横に伸ばすこともできるのです。
ウェブマーケティングで事業を伸ばす?
なぜウェブマーケティングを利用すると、事業を横にも縦にも伸ばすことができるのでしょうか。
横に伸ばす
横に伸ばすと聞くと、事業の多角化というイメージをもたれるかもしれませんが、同一事業での横に伸ばす場合は意外にシンプルです。
顧客の裾野を広げる、多くの見込み客の目に止まるようにする、ということです。ウェブページを利用するというウェブマーケティングにおいて、数多くの人の目に留まる、つまり横に伸ばすことができます。
もちろん見た人全てが顧客になってくれるという訳ではありませんし、ビジネスのスタンスとして顧客像(ペルソナ)はしっかり持っておく必要があります。
ただ、ウェブページを活用することで、認知度は広がり顧客の裾野が広がる可能性が高くなります。ウェブページが顧客にとって有益である以上は、横に伸びていくと言えます。
縦に伸ばす
縦に伸ばす、というのは顧客の裾野を広げずに売上げを伸ばす、ということになります。つまり顧客一人当たりから得られる収益を上げることになります。
方法としては、以下が考えられます。
・商品の単価を上げる
・商品のラインナップを増やす
「商品の単価を上げる」というのはシンプルです。顧客数の変動はないと仮定すると、単価を上げることで単純に収益を上げることができます。
「商品ラインナップを増やす」というのは、同時に仕組み化が必要です。
フロントエンド商品、ミドル商品、バックエンド商品など商品ラインナップを用意し、フロント商品から順に顧客を誘導するように仕組みを作ることで、顧客1人当たりから得られる収益を上げることができるわけです。
仕組み化については以下の記事に詳しいので併せて参考にしてください。
見過ごしてはいけないモバイル市場
ウェブマーケティングを行う上で、モバイル市場は見過ごせません。
ネットショップでの買い物も、今やPCよりモバイルから買い物をする方が多い時代です。ウェブサイトを作っただけでは、モバイル市場にいるお客さんを逃している可能性があります。
「横に伸ばす」「縦に伸ばす」どちらの戦略にとってもモバイル市場は見過ごしてはいけない大切なポイントになります。
最低限、まずはウェブサイトのモバイル対応(レスポンシブ対応)から始めることをおすすめします。