「コンテンツマーケティング」
このキーワードの意味も知ってるしやるべきこともわかるけど、実行するとなるとうまくいっていない方もいるのではないでしょうか。コンテンツマーケティングの施策の特性上、効果がでるまで時間がかかってしまうという点があります。また継続性というのも大切なポイントとなります。
できるだけ早く効果を出したい、というのは誰もが思うことです。今回は、早く効果を出す方法ではないですが、効果を遅らせないためのポイントについて紹介したいと思います。
そのポイントとは
ランダムなコンテンツ制作は止めるべき
と一言で言い表せます。
要するに、会社の方向性とコンテンツの一貫性の欠如に注意する必要があるということです。
隠されたコンテンツのコスト
コンテンツマーケティングの施策はいたってシンプルです。パソコンを開いて、記事を公開したり、撮影した動画を公開するだけです。簡単です。しかし、実際これらの活動には多くのコストがかかります。
私たちが持っている最も貴重な資産は「時間」です。コンテンツ制作に費やしている時間をチェックしてみましょう。大企業では、1つのコンテンツを制作するのに、計画->準備->承認->公開、という流れで実際にコンテンツが公開するまで何日もかかることがあります。必要のない部分に時間を費やすことを極力減らす努力をするべきです。
ランダムなコンテンツが起こす弊害
計画的にコンテンツを作成していないと、コンテンツに一貫性がなくなる場合があります。一貫性を保たなければ、本来ターゲットとしている読者にコンテンツの価値が届きません。
一貫性のないランダムなコンテンツとは、例えば以下のようなイメージです。
・記事内容「BtoBマーケティングについて」(3/20に記事を公開)
・記事内容「先日行った旅行の日記」(3/21に記事を公開)
・記事内容「育児アドバイスの記事」(3/22に記事を公開)
・記事内容「人工知能システムの開発についての記事」(3/23に記事を公開)
など。
個人的なブログでは、日々興味のあることを書けばよいのですが、コンテンツマーケティングとしてビジネスに活用する場合、上記のようなランダムなコンテンツだと、ターゲット読者が誰なのかわかりませんし、読者自身も「一体この会社は何をしている会社なんだろう」と混乱させてしまいます。
大事なのは一貫したコンセプト
このブログは
「中小企業ビジネスにおけるIT技術の活用」
というベースとなるコンセプトがあります。
トピックは色々とありますが
全てこのコンセプトに関連するトピックです。
ベースとなるコンセプトに沿ったトピックのコンテンツを提供することが大切です。
- 関連性(一貫性)
- 話題性(タイムリー性)
- エンターテインメント
「自分のビジネスについて関連性の高いタイムリーかつ面白いコンテンツ」であれば最高です。
継続は力なり
コンテンツを通してあなたのビジネス価値を創造するためには、長期的なコミットメントが必要です。現在コンテンツマーケティングとして何をしているのかを見直し、これが将来のビジネスに繋がる一貫したコンテンツかどうかをチェックしてみましょう。
今日で、ランダムなコンテンツ制作は止めにしましょう。
将来あるべきビジネスの姿を想像し、そこに繋がる一貫したコンテンツを継続して提供することが大切です。