ウェブサイトへの集客方法はいくつかあります。
リスティング広告や、Facebook広告、Twitter広告など、有料広告を出すのも有効な集客方法のひとつです。以前「トラフィック3つの種類」という記事で紹介ましたが、有料広告は「コントロールできるトラフィック」に分類されます。
広告は、特定のキーワードで検索をした人に対し広告を出すことができるため、ターゲットとするユーザーにアプローチすることができます。
しかし、
「広告はクリックされているのに、コンバージョン率が上がらない」
という悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
コンバージョン率が上がらない理由を考える
コンバージョン率が上がらない理由を考える上で、一度ユーザーの目線になって考えてみましょう。
例えば、あなたが英会話学校紹介サイトを運営しているとします。
「英会話 学校 東京」とグーグルで検索してサイトに訪れたユーザーは、おそらく英会話学校への入学を考えていて、都内にあるそれぞれの英会話学校の比較などをしたいと考えているでしょう。では、「ネイティブ講師のプライベートコース」という広告を経由して訪れたユーザーの目的はなんでしょうか。先程のユーザーと目的が全く異なり、ネイティブ講師に教えてもらうための具体的な金額が気になってサイトに来たかもしれません。
このように、訪問者によって目的は様々です。ランディングページ最適化の基本は、訪問者の動機や目的を理解し、それに合わせることでコンバージョン率を向上していくことです。
– 「ランディングページ最適化(LPO)とは?」から抜粋
ユーザーは、必ず何か「この情報を得たい」といった目的を持って検索をします。
なので、
まずは、ターゲットとするユーザーの興味を刺激する広告文を出すこと
その広告文とランディングページの内容がマッチしていること
そして、ユーザーが求めている情報を一目でわかりやすく表示できていることが大切です。
ユーザーがサイトに訪れて、自分に適切なページかを判断するのにかかる時間は約3秒だと言われています。モバイル端末経由だと、この時間はもっと短いです。適切でないページと判断すると、ユーザーはすぐページを離れていってしまいます。
コンバージョン率が上がらない理由、
それは、「ユーザーが求めている情報とランディングページの内容とのギャップ」と言えます。
コンバージョン率を上げるための2つのポイント
広告からのコンバージョン率を上げるためには、
・検索キーワードと広告文がマッチしていること
・広告文とランディングページの内容がマッチしていること
の両方が欠かせない、ということです。
特に、リスティング広告はクリック単位でのコストがかかることを考えると
この2つのポイントを調整していくことが、費用対効果を高めるためにもとても大切です。