こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
ディープリンク自体は数年前から存在していましたが、モバイル市場が盛り上がる中、今後スマホアプリのビジネスを考えていく上でディープリンクは、より一層重要なものになりつつあります。
今回はディープリンクについて紹介します。
ディープリンクとは?
ディープリンクとは何かというと
スマホアプリの特定のコンテンツへ直接遷移できるリンクです。
ユーザーの端末にリンク先のアプリがインストールしていれば問題ないですが
もし、ディープリンクをクリックしたユーザーの端末にリンク先のアプリがインストールされていない場合は、そのアプリのインストール画面へ遷移します。
インストールした後に、アプリ内のページへ遷移します。
このようにディープリンクは、
ウェブとアプリ、アプリとアプリをスムーズに繋げるリンクになります。
こういったボタンなどを見たことはあるでしょうか。
FacebookAppLinks
と
Twitterカード
の画面イメージです
ディープリンクは、FacebookやTwitterアプリですでに導入されています。
ディープリンクのメリット
利用ユーザーの視点
利用者(ユーザー)側の利点としては、ユーザー体験の向上が挙げられます。
ユーザー体験はUXと言われます。
目当てのページにたどり着くまでにいくつもの画面をたどるんではなくて、少ないステップで目当てのページへたどり着くことができます。
アプリ提供側の視点
アプリ提供側やアプリ開発者の利点としては
Facebookのアプリが良い例ですが、Facebookはメインのアプリと、メッセージアプリを分離しました。
このように、ひとつひとつのアプリをコンパクトにすることで、必要以上に重いアプリを運用することがなくなります。
またマーケティングの観点も大きな利点があります。
最近は、広告を非表示にしてくれるアプリ「広告ブロッカー」を利用しているユーザーが全体の41%に登っているという調査結果もあります。
このせいで、せっかくリリースしたアプリの広告がユーザーに届きにくい状況になっています。
ディープリンクを活用することで、ユーザーにアプリを訴求することができます。
ディープリンクは、マーケティングの強い味方にもなります。
ディープリンク設定のおすすめサービス
ディープリンクを導入するには、アプリにディープリンクを仕込む必要があります。
設定方法はこの記事では省きますがおすすめのサービスを紹介します。
海外サイトですが「branch」というサービスです。
今のところ無料で利用できますのでディープリンクを考えている方はぜひ参考にしてみてください。