こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
AIをはじめとする新しい技術は、僕たちの生活やビジネスを「より豊かに」「より便利に」進化させてくれます。
インターネットが生まれ、地球の反対側にいる友達とも時間のロスがなくコミュニケーションがとれるようになりました。コミュニケーションの広がりとともに、それを利用したビジネスもたくさん生み出されました。
同じように、今後AIの活用が進むことで、僕たちの生活やビジネスが進化していきます。しかし、技術をしっかり理解し使いこなしていかなければ、人が翻弄されるという結果に陥ってしまいます。
AIが幻滅期に入ったのは良い傾向
AIが幻滅期へ入ったというニュースがありました。
またそれを受けて以前のブログ記事にこんなことを書きました。
やれ「人工知能の時代だ!」だの
やれ「人工知能がビジネスを変える!」だの
騒がれてきていましたが、熱狂が冷めてきているのかもしれません。熱狂が冷めた原因は「人工知能が使えなくなった」というわけではなく
「人工知能が全てを解決してくれる」という過大評価していた人たちが、「人工知能ができることとできないこと」を知ったからではないでしょうか。
いままでのAIに対する期待度が高すぎたんです。AIへの期待度が高すぎて、実際にAIができることやできないことに目を向けていなかったのが原因です。
とはいえ、
と考えるのは間違いです。
いままでボヤッとしていた「AIってなんか凄いらしい」というイメージから、だんだん実際のAIの姿が理解されつつある段階ということです。
幻滅期は、残念なイメージではなく、AIを適切に使いこなす良い傾向と考えるべきです。
未来は誰にもわからない。僕らは不確実性の中に生きている
いま「第四次産業革命」と言われています。
・AI(機械学習/深層学習)
・IoT
・シェアリングエコノミー
・ブロックチェーン
こういった様々なイノベーションが複合的に発生しているのが第四次産業革命です。
見落としてはいけない点は、今後どういった世界になっていくのかは誰もわかっていないということです。
学者やジャーナリストの方々は様々な議論を展開して、様々なメディアや書籍で将来を予測していたりしますが、あくまで予測/予想です。予測された未来が確実にくるかというと、誰にもわからないわけです。
僕たちは、不確実性の中に生きています。時代の流れが速すぎて、油断をすると翻弄されてしまいがちです。
翻弄されるのではなく使いこなすために
翻弄されないためには、一歩先、半歩先でも、新しい情報を得るためのアンテナを張っておくことです。
・国内の競合他社の情報
・ニュースサイト
・海外の情報(アメリカや中国など)
信頼できそうな情報源をウォッチしておくことで、世の中の流れをいちはやくキャッチすることができ、翻弄されなくなります。または、アンテナの感度が高い人が周りにいると尚良いです。パートナー企業やコンサルタントなども良い情報源になりえます。
そして、流行りに流されずに技術をしっかり理解しようとする姿勢が大切です。そうしなければ、いつまでたっても技術を使いこなすことはできません。
企業であればなおさら、組織の規模に関わらず、技術に対する理解や経験値を上げる努力をすることが大切です。理解しようという姿勢の先に、ビジネスをもっと盛り上げるためのひとつのツールとして、「AIを使う」という選択ができるようになります。