Googleの検索ランキングに影響する要素についていくつかの記事に分けてまとめていきます。
前回の「ドメイン編」につづいて、今回はページレベルについて共有します。
それぞれの要素が検索ランキングに影響するかどうかについては、賛否両論あると思います。
ここでは、僕が経験したことや今まで学んできたことを基に情報をまとめます。
参考材料のひとつとして見ていただけたらと思います。
SEOフレンドリーなURL
URLが、記事のタイトルやキーワードとの関連があることが大切です。
また、URLに含める単語にもウェイト付けがされているようです。
あるブログのGoogleへのインタビュー記事で言及しています。
・yourdomain.com/10-11-2015/category/title
・yourdomain.com/?p=123
・yourdomain.com/best-seo-tips
キーワードから始まるタイトルタグ
タイトルタグは、とても重要な要素です。
検索ランキングにも大きく影響します。
キーワードからタイトルタグを始めると、検索エンジンはそのキーワードを重要なものと認識します。
キーワードは、タイトルタグの前半に含めるとSEO対策として効果的です。
修飾語句をタイトルに含める
修飾語句とは、例えば以下のような語です。
・2016年版
・ガイド
・まとめ
・ベスト
タイトルにこういった語句が含まれているコンテンツをよく見かけると思います。
タイトルにこういった修飾語句を入れると、ロングテールキーワードとして検索ユーザーに見つけられやすくなるという効果があります。
タイトルをH1タグで記述する
H1はヘッドラインタグです。
コンテンツのタイトルをH1タグで記述しましょう。
WordPressなどのCMSシステムでは自動的にH1タグが記述されます。
タイトルが正しくH1タグで記述されているかチェックしましょう。
画像や動画を活用する
画像や動画は、直帰率を下げる効果があります。
画像やインフォグラフ、動画の挿入など、効果的に活用しましょう。
画像名を最適化する
画像名も検索エンジンから参照される要素になります。
油断してコンテンツと無関係な名前をつけないようにしましょう。
画像名に、記事やキーワードをつけるようにしましょう。記事の内容やキーワードに無関係な名前はつけないように注意することが大切です。
・01.jpg
・post-image.png
コンテンツの始めの方にキーワードを含める
タイトルやサブタイトルにキーワードを含めることと併せて、コンテンツにもキーワードを含めることも重要です。
海外サイト(英語サイト)では、最初の100語以内にキーワードを含めると良いという意見があります。
「最初の何文字以内」と厳密ではなくても、コンテンツの前半にキーワードを含めるように意識すると良いです。
レスポンシブデザイン
様々な端末からのアクセスを想定する必要があります。
モバイル端末でアクセスした際に、PC用の画面が表示されると、それだけでユーザーは離脱してしまいます。
モバイル対応をしていない場合、モバイルからアクセスしてくるユーザーを捨てていることになります。
PCやモバイルなど様々な画像サイズに1つのデザインで対応するための手法があります。
レスポンシブデザインと言われるものです。
外部サイトへのリンク
コンテンツに関連のある外部サイトのリンクを含めた場合、検索エンジンはその外部サイトのリンクを、コンテンツのトピックを判別する材料として利用します。
コンテンツと関連のある外部サイトへのリンクを貼ることと同時に、不用意に無関係なトピックの外部リンクを貼るのは避けましょう。
ページ表示スピードを改善する
ページの表示速度が、SEOやコンバージョン率に影響することがわかっています。
2012年に、Googleがページ表示速度が検索ランキングを決めるひとつの要因であることを公表しています。
ページ速度を上げる対策について、過去記事に詳しく書いています。
まとめ
Google検索ランキングに影響するページレベルの要素について紹介しました。
SEO対策の際に参考にしていただけたらと思います。
Googleの検索エンジンは日々進化しています。ひと昔前のSEO対策のような裏技的な対策は無意味になっています。確実に言えることは、ユーザーへの良いコンテンツの提供を心がければ検索ランキングは上がっていく、ということです。