こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
日経新聞のある記事の一部を紹介します。
いよいよ日本経済は先の見えない時代に突入したという感がある。今こそ激動期だという認識が大切だ。これまでのやり方はもはや通用しない。過去の成功体験をいったん白紙に戻すという思い切った姿勢が経営者に求められる
「たしかに!」と納得されるかたも多いと思います。
いまは「第四次産業革命」と言われている時代です。
新聞やネットニュース、テレビを見ていると
やれAIだ、シンギュラリティだ、ブロックチェーンだ、
と騒がれていますし
今後どうなっていくんだ?という、
なんだかソワソワした気配があるのも事実です。
ただ、実は上記で紹介した記事は、
1964年(昭和39年)の日経新聞の記事なんです。
昔の新聞を確認してみればわかるのですが
この数十年間で新聞紙上で「激動期」でない時代はありません。
新聞はいつの時代も「今が激動期だ」なんです。
「これまでのやり方は通用しない」
と何十年も言い続けているということです。
「いつでも激動の時代」というのはある意味事実でしょう。
しかし、激動となる要素はなんであれ、その背後にある論理はそう簡単には変わらないです。
弊社は、AIのビジネス導入支援も行なっていますが、様々なお客様と関わりのなかで気づいたことがあります。
それは「事業は人だ」ということです。
そりゃそうだと思われるくらい当たり前に言われていることですが改めて強い気づきを得たんです。
いくら技術が進歩したところで、人が活躍できなければそれは全く意味がありません。いくら最高のシステムを導入したところで、それを使ってくれる人がいなければ、価値はないんです。
技術を通して人がより活躍できる社会、楽しく働ける社会の実現が非常に大切なんだと実感しています。
早いスピードで動いていく時代を追いかけることに終始すれば、目が回るだけです。目を回してしまえば、本来の目的を失い、行動も起こせません。
目的や理念、そしてビジネスの原理原則をぶれずに持つことが大切だと感じています。