先日、所用があり区役所と法務局に行ってきました。
今回のコロナ騒動が起きてから始めて訪れたことになるのですが、雰囲気の変わり様に驚きました。
三密を避け、ソーシャルディスタンスを確保するための施策が、これでもかと実施されていました。
・待合用の椅子の配置の感覚が広い
・職員の方はもちろんマスク着用
・案内係の職員の方は、フェイスガードも着用
・来客用にフェイスガード貸し出し
・カウンターテーブルには、透明ビニールカーテンが下がっている
などなど、
もちろんこういった施策は役所だけでなく、民間の店舗などにも見られます。そこには利己と利他のバランスがあります。
・自分や家族を感染から守る【利己】
・他人を感染させない【利他】
感染拡大を防ぐためには、利己と利他の両面で、ひとりひとりが考え対策することが大事なんだなと、改めて感じました。
これは事業にも言えることです。
・利益を出す【利己】
・顧客の困りごとを解決する【利他】
どちらか一方が大きくなりすぎると、事業として立ち行きません。利己と利他のバランスがより良い事業をするためには重要です。
そう考えると、今のコロナ騒動は利己と利他のバランスをいまいちど考える機会を与えられている、とも思えてきます。
アフターコロナの世界のための未来予想
新型コロナウィルス(COVID-19:以降「コロナ」と記述)の影響が世界中に広がるにつれ、それは僕たち人類に革新を促し、働き方や生き方を変えることを余儀なくさせています。 ポジティブな面を考えてみると、コロナ後(以降「アフターコロナ」と記述...
一方で、このGWに沖縄に旅行の予約をしているのが6万人いるという報道もありました。事実かどうかは定かではありませんが、利己(自身の娯楽)だけでなく、利他(他人にうつさない)も考えて欲しいものです。
米国のトランプ大統領は「自国ファースト主義」を掲げています。
しかし、「私ファースト」や「会社ファースト」から離れ利己と利他がバランスするところに、僕たちが本来あるべき姿があるのではないかと思うのです。