こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
どんなビジネスであれ、簡単ではないですよね。
僕も自分でビジネスをするようになってから、数え切れないほどたくさんの失敗を経験しました。
その中で「あぁ、もっと早く知っておきたかった」ということも少なくありません。
この記事では、僕がサラリーマンを辞めてフリーランスとして独立する前の自分に言っておきたいアドバイスを紹介します。
自分のビジネスアイデアを過小評価しないこと
まずは、ビジネスアイデアを過大評価しないことです。
良いビジネスアイデアが浮かんだときは誰でも興奮するものです。
「これは最高だ!」
「成功すれば儲かるぞ!」
なんて思考が先走ってしまいがちです。
まずは冷静になりましょう。
そして、その後にビジネスアイデアをどう進めていくか練っていきます。
戦略的にはどうか、競合はどのくらいいるのか、マーケティングはどうやっていくか、などです。
そうして時間をかけてビジネスプランを練っていくと、不思議と自分のビジネスアイデアを過小評価しがちになります。
「既に競合がいるけど、本当に勝てるんだろうか」
「お客さんはいるんだろうか」
「この金額で買ってくれるんだろうか」
ネガティブな感情が顔を出し始めます。
しかし、落ち込む必要はありません。
こういった感情は、冷静に考えられているという証拠です。
落ち込まずに、こういった感情を冷静にとらえて、具体的な戦略を立てていく材料としていきましょう。
過小評価しすぎて前に進めなくなってしまったら、元も子もありません。
友達を雇わないこと
友人関係とビジネスパートナーは別のものです。
もし、仲の良い友達を雇うことを考えていたら、少し待ってください。
友達と一緒にビジネスをして、うまくいくケースは非常に少ないんではないでしょうか。
なぜなら、そこには「甘え」があるからです。
仕事を始めて間もないころは、まだやる気があるため問題なく見えるかもしれません。
しかし、それが1年2年と経過するうち、友達であるという甘えから次第に「怠惰」という悪魔が顔を出し始めます。
あなたは、友達だからと気付いてないふりをしようものなら、あなたのビジネスは失敗に向かっていきます。
いざというときは、その友達を解雇する判断を下す覚悟があれば、友達を雇っても良いかもしれません。
その覚悟ができないなら、初めから友達を雇わないことです。
計画なしで進めないこと
計画を、具体的な数字まで落とし込みましょう。
売り上げ目標や、それを達成する日も明確にします。
明確に数値化することで、そこに達するまで必要なことや、やるべきことが見えてきます。
目標とそれに向かうための行動を明確にすることが大切です。
ここで気に止めておかなければいけないのは、大抵は計画通りには進まないということです。
なかなか成果が上がらなかったり、不測の事態が起きたりします。
しかし、そんな時でもあらかじめ計画をしっかり立てておけば、進むべき方向を見失わずに済みます。
計画は実現するためにあるもので、また実現可能な内容でなければいけませんが、それと併せて、進むべき方向を見失わない道しるべとしてもとても大切なものなのです。
値下げ競争に参加しないこと
ビジネスは初めからうまくはいきません。
軌道に乗るまである程度の我慢の期間が必要です。
そんな時、どうしても弱気が顔を出します。
「値段を下げたらもっとお客さんが増えるんじゃないか」
悪魔のささやきです。
この誘惑に負けてはいけません。
値下げをしたら最後、底なし沼にズブズブと入り込んでしまいます。
値下げに伴うデメリットを挙げてみます。
・売上げが上がらない
・安かろう悪かろうに見られてしまう
・お客が増えて、サポートが大変になる
特に3つめ「お客が増える」ということは、一見とても良いことのように聞こえます。しかし、お客さんが増えれば増えるほどお問い合わせやサポートの数も比例して増えてしまいます。
すると、サポートにかかる時間やそれにかかるコストも際限なく増えつづけてしまいます。
結果、利益が減ってしまうというガッカリな結果になります。
値下げは悪と肝に命じましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
数年前の自分に向けて書いてみましたが、独立・起業を考えているみなさんの役にも立てたら嬉しいです。
ここで挙げた中には、ビジネス書などでよく言われていることもあるかもしれませんが 実際の失敗を経験することによって、ようやく腑に落ちるんだなぁと感じます。
ご意見ご感想などあれば、お気軽にご連絡ください。