商品購入やメルマガ登録などコンバージョンの種類は様々ですが
ユーザーに行動を起こしてもらうことは簡単ではありません。
コンバージョンを邪魔する要素を「4つの壁」としてまとめました。
コンバージョン率が上がらないとお悩みの場合は、ぜひチェックしてみてください。
複雑さの壁
「複雑さ」はコンバージョンの最大の敵と言ってもいいくらいです。
ユーザーは、混乱や迷いが多少でもあると、離脱しやすくなる傾向があります。
コンテンツだけでなくデザインについても、「シンプルにわかりやすく」を心がけることが大切です。
- 情報を詰め込み過ぎていないか
- コンバージョンに無関係な内容が含まれていないか
- 入力フォームに不必要な項目はないか
- ユーザーが混乱するような内容が含まれていないか
- コンバージョンへの操作は明確になっているか
情報の壁
コンバージョンの種類は様々です。商品の購入であったり、メルマガの登録であったりします。
どんなコンバージョンであれ、ユーザーには行動を起こすための理由が必要です。
必要な情報がページ内でわかりやすく説明されているかが大切です。
- ユーザーが行動を起こすために必要な情報は十分か
- ユーザーが知りたい情報は含まれているか
- ページを見た際にユーザーが持ちそうな疑問は払拭されているか
- 情報は整理されているか
- 過度な専門用語は使っていないか
時間の壁
ユーザーが、そのサイトに留まるかを判断するのにかかる時間はたったの3秒です。
また、留まった後7秒以内で、有意義な情報があるかどうかを判断すると言われています。
「時は金なり」という言葉がありますが、コンバージョン率をアップさせる上でも、時間についてシビアに考える必要があります。
- コンテンツは長すぎないか
- ページの表示速度は、ストレスを感じないか
- 入力フォームに不必要な項目はないか(項目が多いほど入力の時間がかかる)
- コンバージョン到達までに省略できるページ遷移はないか(遷移は最小限に抑える)
見た目の壁
デザインの面でも考慮が必要です。
インターネットで「デザイン コンバージョン」と検索すると、コンバージョン率が改善したデザインの事例がたくさん出てきます。
UIやUXは突き詰めていくと、行動心理学などの要素も関わってくる奥の深いものです。
たくさんある事例を参考に、ユーザーの行動を後押しするデザインを模索していくことが大切です。
- 見づらくないか
- 文字間隔やレイアウトなど見やすさに配慮しているか
- ユーザーの行動を阻害する邪魔な要素はないか
- タイトルは適切な長さか。適切なフォントサイズか
- CTAボタンの色は適切か
- (販売の場合)価格は明確に提示しているか
- ページの背景色は、文字を読む際の邪魔になっていないか
まとめ
コンバージョンを邪魔する4つの壁を紹介しました。
これらの壁を突破するには共通するポイントがあります。
それは、「ユーザーの心理を理解する」ということです。
・ユーザーはどういう心境でページに訪れるのか
・どういうニーズを持っているのか
・行動することに対してどういった不安を持っているのか
・行動を後押しするポイントは何か
など、ユーザーを理解することがコンバージョン率をアップさせる大きなヒントになります。