自分の駐車場をシェアするビジネスを支援するサービスが間もなくアメリカでリリースされる。
MyParkMateは、自分の所有する駐車スペースを貸す人と、借りたい人をつなげるオンラインマーケットプレイスです。
現在まだサービスのリリースはされておらず、ウェブサイトにはリリースまでのカウントダウンが表示されています。
数年前にシェア・エコノミーについて書かれた本が出版された。
この本には、「もの」を所有し消費する「ハイパー消費経済(過剰消費)」から、個人が所有するあらゆるもの1をシェアする「コラボ消費」という新しい持続可能な経済社会について書かれています。
MyParkMateも、このシェア・エコノミーを「駐車場」というひとつのモノに絞って体現するサービスです。
日本国内ではどうか
日本での場合を考えてみます。
日本国内ではakippaという似たようなサービスがあります。
月極で借りている駐車場を他の人に貸すのは契約上難しいと思いますが、自分の駐車スペースを所有している人なら、外出している時間だけでも他の人に貸せてお金が手に入ります。
また借りたい人としても、止めたいエリアに駐車場が無い場合、このサービスを通して駐車場を探すことができます。
そう考えると、日本でも利用する方が多いのではないでしょうか。
サイトの機能自体は、最低限の機能を揃えれば十分です。
・貸す側の会員登録
・借りる側の会員登録
・検索機能(場所や日時)
・マッチング機能
・決済機能
駐車場だけでなく、いろいろな切り口で「シェア」を体現するサービスができるのではないかと思います。
他技術との掛け合わせ
余談ですが、シェアリングサービスと他技術を掛け合わせることで、ビジネスが広がります。
例えば、「IoT」や「Blockchain」のような技術です。
こういった技術とサービスをうまく掛け合わせることで、ビジネスモデルがもう一歩先に進みます。
・入出庫を自動で管理できる(IoT)
・契約締結や継続契約、解約契約を人を介さなくてよくなる(IoT、Blockchain)
・セキュリティの面が強化される(Blockchain)
などなど。
思いついたものを書きましたが、もっとたくさんの広がりがあると思います。
IoTやBlockchainについては、折を見てブログでまとめます。
自動車、空き部屋、金、時間、スキルなど↩