ネットで検索したときに「***ナビ」のようなサイトが検索結果として出てきたことはありませんか?検索したキーワード関連のウェブサイトへのリンクがまとまっているサイトで、こういったサイトをポータルサイトと呼ばれます。有名なところでは「ホットペッパー」や「ぐるなび」などがあります。
ポータルサイトと言っても、様々な形があります。
ビジネス目的でポータルサイトを利用する場合は、それ以前に自社のホームページやブログなど、自社メディアを持つことは外してはならないポイントです。
今回はポータルサイトを活用した集客方法について紹介します。
ポータルサイトを活用した集客
集客のためにポータルサイトを活用する前に、まずは集客の特性を知っておきましょう。
世にあるポータルサイトは、掲載するためは会員登録が必要になっています。
ただ、始めから会員登録方式にすると、最初は認知度が低いためあまり登録してもらえない可能性もあります。なので、最初の段階では、検索順位で上位にランキングされているサイトの管理人に連絡をして登録してもらうようお願いするケースもあります。
また、ポータルサイトは登録してリンクを貼ってもらえた分だけ被リンクとして検索エンジンから評価されやすくなります。
また、ポータルサイトとしては、登録してリンクを貼ってもらった分だけ被リンクの数が増えるため、検索エンジンから評価が得られやすく、SEO対策としても利点があります。
ポータルサイトを活用することで、検索エンジンからの評価が受けやすくなり、自社サイトへのアクセス数が伸びますので、集客に最適な対策のひとつと言えます。
ポータルサイトのタイプ
ポータルサイトに登録する前にもうひとつ知っておくべきことがあります。ポータルサイトのタイプです。ポータルサイトにはいくつかタイプがあります。
その中でも代表的な以下の3つのタイプを紹介します。
ディレクトリータイプ
ディレクトリータイプとは、ウェブサイトを細かくカテゴリー分類されているサイトです。
サイトのジャンルや地域によって分類されていて、たくさんのサイトが登録されていることが特徴になります。大手でいうと、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンも、ディレクトリータイプのポータルサイトと言えます。
地域タイプ
地域タイプのポータルサイトとは、ある特定の地域に関連したサイトが集まるサイトです。
埼玉県なら埼玉県内の企業やお店、求人などのサイトが掲載されています。地域タイプのポータルサイトはその地域内であることが前提の掲載になります。
専門分野タイプ
専門分野タイプのポータルサイトとは、ある特定の分野に関連したサイトが集まるサイトです。
例えば、美容関連のポータルサイトなら美容に関連したサイトのみ、セラピー関連ポータルサイトならセラピーに関連したサイトのみが掲載されています。
ディレクトリータイプのポータルサイトは幅広いジャンルを扱っていますが、それよりも特定の分野のみに特化したポータルサイトなので、SEO対策としても、検索エンジンから良い評価を受けやすくなる傾向があります。
ポータルサイトによっては、専門性を担保するために登録の際に、審査が必要な場合があります。
以上、上記3つが代表的なポータルサイトのタイプとなります。
まずはディレクトリータイプのポータルサイトに登録
ポータルサイトへの登録をしましょう。まずは、掲載のジャンルが幅広いディレクトリータイプのポータルサイトへの登録をおすすめします。
ディレクトリータイプのポータルサイトは、その他のポータルサイトは違い、サイト側の審査がなく無料であることが多いです。
またディレクトリータイプのポータルサイトは、地域や専門分野に絞ったポータルサイトよりも、より不特定多数の読者に自社サイトを知ってもらえる可能性が高くなります。ただ、分野を絞っていないぶん、自社サイトが埋もれてしまうという負の面もあることも理解しておきましょう。
次に自社サイトの内容に合ったポータルサイトに登録
不特定多数に見てもらえるディレクトリータイプのポータルサイトへの登録ができたら、次は自社サイトの内容に合ったポータルサイトに登録をしていきましょう。地域や専門分野、どちらに登録するかは、自社サイトの内容やビジネスによって変わってきます。
地域密着でビジネスをされている場合は、特定の地域で集客したいという場合が多いので、その場合は地域タイプのポータルサイトに登録しましょう。
自社のビジネスやサービスを売り出して集客したいという場合は、専門分野タイプのポータルサイトが良いでしょう。
特に、こういった絞られた分野のサイトは、特定のキーワードに特化しているので、訪問するユーザーの目的と自社サイトがマッチしやすくなるというメリットがあります。自社にとって質の良い見込み客の集客ができるということです。
まとめ
ポータルサイトは集客効果とあわせて、被リンクの数やサイトの質という面でもSEO対策として良い効果があります。ポータルサイトは大小様々で分野も多岐にわたります。また自社サービスがBtoBであれBtoCであれ、集客に活用することができます。
自社に合ったポータルサイトをしっかりと調べて活用することをおすすめします。