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新しいビジネスを作るときに参考になる、ビジネスアイデア2つの種類

新しいビジネスを作るときに参考になる、ビジネスアイデア2つの種類 起業・独立・経営
新しいビジネスを作るときに参考になる、ビジネスアイデア2つの種類

ビジネスアイデアの2つのタイプとは「問題解決型」と「付加価値提供型」です。

このほかにも「仲介/ネットワーク型」というものもありますが、いま世の中にあるビジネスは、ほぼこの2つのタイプに分類されると思います。

今回は、ビジネスアイデア2つのタイプについて見てみます。

問題解決型

問題解決型とは、困っていることや不便なことを解決するビジネスアイデアです。

人は、自分が抱えている問題を解決したいと思います。
また、その問題が解決するのであれば、解決策を求めたりツールを買うなどして時間やお金を投資する人もいます。その「解決策」というのがそのままビジネスアイデアになります。

大なり小なり世の中のほとんどのビジネスモデルは、この問題解決型をもとにしたものがほとんどではないでしょうか。

例えばシステム開発ビジネスもそうです。

企業や個人が抱えている問題をシステムを通して解決する、というのが最終的なシステム開発の目標です。

どういった問題があってどのような解決策を提供できるか、という視点で考えることで問題解決型のビジネスアイデアを生み出すヒントになります。

付加価値提供型

普段の生活にユーザーの利益を加えるような「付加価値」を提供するのが、付加価値提供型です。

しかし、付加価値提供型は問題解決型と違い、無くても支障のないものであることが多いです。

ということは、付加価値提供型のビジネスをするためには新たな市場を作り出す必要があるわけです。
普段は無くても支障がないと思っているユーザーに「これを使えば便利になる!」ということをわかってもらう必要があるからです。

ビジネスと考えた時、問題解決型より付加価値提供型のほうが、それを普及させる難易度は高くなる傾向があります。

しかし普及することができれば、それが新しい市場になります。

iPhoneやFacebookなんかが良い成功例ですね。
今までになかった商品やサービスを作ることによって新しい市場を生み出し、今ではそれが人々の生活の一部として根付いています。

まとめ

今回は、ビジネスアイデアの2つのタイプについて見てきました。

問題解決型も付加価値提供型も、「新しい価値を提供する」という点で共通しています。「イノベーション」なんて言われたりしてますが、そう簡単に画期的なアイデアが生まれるわけではありません。

最後に、画期的なアイデアについて興味深いデータを紹介します。

欧州のビジネススクールであるザンクト・ガレン大学の研究によれば、過去50年間にわたる最も画期的なビジネスモデルを分析した結果、90%を超えるケースが他の業界からの既存アイディアとコンセプトの単純な組み合わせであることを発見したそうです。

新しいビジネスモデルのアイディアを考える際、他社のビジネスモデルを検証してみることがイノベーションを生み出す有効な手段になるかもしれません。

幅広く世の中のビジネスを見ることが、面白いビジネスアイデアが生まれるきっかけになるんだと思います。

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