「とことん論理的にとことん泥臭く」、これが私の行動指針のひとつです。
インターネットの発達で情報のスピードが早くなり、技術の進歩で効率的にものごとを行えるようになりました。しかし、そんな中だからこそ「もっと簡単に、もっと楽に」を求める風潮があるのも事実です。
事業を営む私たちにとって、もちろん効率化を求めるのも大切ですが、そういった安直な風潮に踊らされず泥臭く愚直な行動が必要と考えています。
「論理的に」「泥臭く」
論理的に
ビジネスには戦略が必要です。戦略を立てることは、ビジネスの設計図を作るようなものです。設計図を持たずに闇雲にビジネスをしても運を試すようなものです。それはギャンブルと一緒です。ビジネスはギャンブルではありません。
たまたま事業がうまくいっても、うまくいった理由がわかっていなければ、次に繋がりません。「一発屋」と同じです。論理的な裏付けを持ってビジネスを進めることが大切です。
・論理的な裏付けを持つ
・数字で見る
・再現性を求める
泥臭く
インターネットには情報が溢れています。情報は日々新しいものに更新され増え続けています。
しかし、情報の中には有益なものもあれば、怪しいものも含まれています。これだけ膨大な情報の中から本当に必要な有益な情報だけをピックアップするのは至難の技です。
ビジネス関連の情報で言えば、「楽に儲かる」系の情報も溢れています。そしてそういった情報に振り回される人も少なからずいます。
現実のビジネスでは、詐欺的なことをせず真っ当なビジネスをしたいなら、そう簡単には儲かりません。そういった「楽に儲かる」情報を探すくらいなら、ひとつでもふたつでも着実な行動を起こすべきです。
・すべては小さな行動の積み重ね
・ノウハウコレクターになってはいけない
・実行することがビジネスの本質。ノウハウを知っていることではない
ビジネスは課題解決の積み重ね
ビジネスは課題解決の積み重ねです。
お客様だけでなく社内や自分自身の様々な課題を解決していくことで、前に進んでいきます。
私が普段から意識して活用している課題解決のフレームワークを紹介します。
「PPDACサイクル」というものです。
PPDACサイクルとは、課題解決のためのフレームワークです。課題解決における各段階を以下の5つに分けて課題解決をしていく考え方です。
・Problem(課題の設定)
・Plan(計画)
・Data(データの収集)
・Analysis(分析)
・Conclusion(取りあえずの結論)
課題を解決するためには統計などの考え方を活用して、現象を中立・公平にとらえ、論理的で客観的な分析を行っていくことがポイントになります。
PPDACサイクルは課題解決だけでなく、データ分析やA/Bテストなどにも応用できる便利なフレームワークです。
以前の記事に詳しく書いていますので、よければ併せて参考にしてみてください。
「課題解決フレームワークPPDACサイクルとは」
まとめ
しっかりしたビジネスをしたいなら尚更、こういった地道なものこそがビジネスを前に進める近道になると思っています。
本ブログでも私自身の事例や海外の事例などを紹介していますが、是非ビジネス改善のひとつのキッカケとして参考にしていただけたらと思っています。