こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
最近、弊社HPよりご依頼いただいたプロジェクトを1件お断りしました。プロジェクトの内容が、弊社のできること/やりたいことと違っていたからです。言い換えれば「仕事のミスマッチ」です。
今回は、仕事のミスマッチとアイデンティティについて考えます。
仕事のミスマッチが起きる原因
仕事のミスマッチが起きる原因は明白です。
それは「自分のアイデンティティが伝わっていない」からです。
ビジネスにおいてのアイデンティティとは以下のようなものです。
・できること
・やりたいこと
・仕事のスタンス
・付き合いたいお客様像(ターゲット顧客)
・目指すもの(ミッション/ビジョン)
・世界観
平たく言ってしまうと「何者なのか」ということです。
相手にこれが伝わっていないことが、ミスマッチが起きる原因です。
自分/自社のアイデンティティは何か
「自分は何者なのか」を伝えるためには
「自分は何者なのか」を明確にする必要があります。
僕(弊社)のアイデンティティをいくつか挙げます。
・システム業者ではない
・お客様の事業に付き添うパートナーとしての役割
・ザ・エンジニアではない
・アンチ技術偏重主義
・システムはツール。使うことを目的にしてはいない
冒頭でお話した、最近お断りしたプロジェクトは「システム業者」としてのご依頼でした。ここで言うシステム業者とは「すでに決まったものを、決められた通りにシステムを作る業者」という意味で使っています。
僕は、システム業者というアイデンティティはありません。
僕はそうではなく、お客様のパートナーとしてご支援させていただくことが僕の事業と決め活動しています。
このアイデンティティと違うため、お断りしたわけです。
もちろん、アイデンティティと違うからといって、慇懃無礼に突き放してはいけません。しっかり理由をお伝えして丁寧にお断りすることが大切なのは言うまでもありません。
アイデンティティとは「軸」
アイデンティティは「軸」と言い換えることもできます。
自分の軸を持っておくことはビジネスだけでなくても大切ではないでしょうか。しかし軸はブレます。僕たち人間は周りに影響を受けやすく、迷う生き物だからです。
だからこそ、軸を強固にするための日々の努力が必要です。
軸を強固にする方法のひとつが、日々の情報発信です。ブログやメルマガ等を通して日々の情報発信することで、アイデンティティを相手に伝え、かつ自分の軸を強固にしていけると思っています。
アイデンティティを伝えるためにすること
アイデンティティを伝えるためにするべきことの例を挙げてみます。
・ホームページに記載
・お問合せフォームページに明記
・サービスメニューを記載
・ブログやメルマガで情報発信
・名刺に明記
・アイデンティティと違う依頼が来ても、理由を伝えて断る
アイデンティティに合った情報発信をすることが主軸ではないでしょうか。
また、最後に挙げた「断る」というのも大切です。
その依頼を受ければ売り上げが増えるのはわかっているけれども、しっかり断るという勇気も必要です。
まとめ
弊社もいまだにミスマッチが起こります。アイデンティティが伝わっていないということです。
これからもアイデンティティを伝えるために、また軸をしっかり持つために情報発信を続けていきたいと思っています。