Kerasは、効率的なTheanoまたはTensorFlowのシンボリック数学ライブラリをバックエンドとして利用できるPython深層学習ライブラリです。
Kerasは非常に使いやすいので、最初のマルチレイヤパーセプトロン、畳み込みニューラルネットワーク、またはLSTMリカレントニューラルネットワークを数分で開発することができます。
ただ、Kerasの使い始める際に技術的な疑問がでてくるかもしれません。
この記事では、深層学習ライブラリKerasの勉強に役立つコミュニティサイトを紹介します。
コミュニティサイトを最大限に活用する方法
最初に助けを受ける場所を知ることができますが、これらのリソースを最大限に活用する方法を知る必要があります。
あなたの質問を最も単純で明確な形にしてください。
例えば、「私のモデルは機能しません」や「xはどのように機能するのか」では良い形ではありません。また、質問をする前に回答を検索してください。問題を実証するための実例(ソースコード等)が必要な場合もあります。
おすすめKerasコミュニティサイト
1. Keras Users Google Group
Kerasコミュニティの質問をする最も身近な場所は、GoogleグループのKeras Usersグループです。オンラインで参加することができます。
2. Keras Slack Channel
Kerasと関連する疑問や質問について直接チャットするには、Keras slack channelが最適です。
最初に参加するには申請書を提出する必要があります。
3. Keras on Gitter
Kerasについてチャットするもうひとつの良い場所は、Keras Gitterです。GitterはSlackと似たようなチャットツールです。
4. Keras tag on StackOverflow
StackOverflowは、プログラミング専用のQ&Aサイトです。
深層学習とKerasに関して、すでに多くの質問があります。
まずは、「keras」タグを使用している質問を検索し、質問することをおすすめします。
5. Keras tag on CrossValidated
CrossValidatedは、機械学習専用のQ&Aサイトです。
Kerasに関するたくさんの質問があります。コードやプログラミングだけでなく、より理論的な質問も多い印象です。
こちらもStackOverflow同様、「keras」タグを使用している質問を検索し、質問することをおすすめします。
6. Keras tag on DataScience
前述したStackOverflowとCrossValidatedを裏付けるStackExchange系サイトに、DataScience専用のサイトもあります。サイトには数多くのKerasの質問があります。
前述の2つのサイトとは異なり、より詳細なプログラムについての質問が多い印象です。
こちらも、「keras」タグを使用している質問を検索し、質問することをおすすめします。
7. Keras Topic on Quora
Quoraは大規模な質疑応答サイトです。
一般的な目的ではありますが、Kerasや深層学習など、技術的な話題についても多くの質問があります。
「Keras」トピックで検索することをおすすめします。
8. Keras Github Issues
Kerasは、GitHubでホストされているオープンソースプロジェクトです。
GitHubは基本的なIssue管理システムを提供しており、Kerasプロジェクトには多くのIssueが報告されています。コードの技術的な話題がほとんどです。
Kerasの問題を検索することをお勧めしますが、他サイトとは違い一般的な質問をするには適切な場所ではありません。バグを発見した場合や新しい機能の要求がある場合にのみIssueを投稿することをおすすめします(Githubガイドラインを参照)。