こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
以前こんなツイートをしました。
「AIに仕事奪われるぞー」ていうAI脅威論ってまぁわかるけど、煽りすぎるのもよくないよね。数年後にはターミネーターの世界になるんじゃないかって本気で誤解している人が結構いるんじゃなかろうか #知らんけど pic.twitter.com/dKALRyjRkc
— 荒井@おっさんIT社長 (@yutakarai) May 29, 2018
ポジショントークなのかわかりませんが、
AI=仕事奪われる
AI=怖い
みたいな論調が最近多いですよね。
AIではなくRPAが先に仕事を奪いにくる
「仕事を奪われる」という点でいうと
AIよりもRPAのほうが脅威になるんではないでしょうか。
RPAというのは単純作業を自動化してくれるロボットです。
ルール化されている業務はどんどんRPAが活用されていきます。
では、なんでAI脅威論が出てくるのか。理由は「期待しすぎ」
AI脅威論を声高に発信する人も
そういった論調を真に受けてしまう人も
どちらにも言えるんですが
AIに期待しすぎてないですかね。
AI(人工知能)はかなり前から研究・開発が進められていますし、それなりに歴史のある技術です。
そして最近になってまた話題になって、方々で盛り上がっています。
以前から研究されている人工知能が最近また盛り上がってる = AI凄い = AIに支配される
みたいな単純な理解になりがちな風潮があります。
しかし、実際はまだまだ発展途上の段階です。
今後のAIはどうなっていくのか
ムーアの法則って聞いたことがあるかたも多いと思います。
ムーアの法則(Moore’s law)とは、インテル創業者の一人であるゴードン・ムーアが、1965年に自らの論文上で唱えた「半導体の集積率は18か月で2倍になる」という半導体業界の経験則です。(出典)
そもそも半導体についての法則として出てきましたが、いまでは様々なシーンでムーアの法則が見られています。
AIの発展についても、このムーアの法則が当てはまるんではないかと思います。現在のAIの状況は、上記の図でいうと加速度的に急上昇する入り口あたりにいるんではないでしょうか。
GoogleやMicrosoftなど大手からスタートアップにいたるまで、AI分野でしのぎを削っています。
AIは、最終的には僕らが想像もできないような技術に発展していくはずです。それこそターミネーターで描かれた「人間 vs ロボット」の世界なのかもしれません。
それは半分冗談としても、僕自身はAIについて悲観論者ではありません。どちらかというと好きな技術です。今後の発展もとても楽しみです。
大切なのはこの新しい技術をどうやってビジネスに活かすかという視点です。
ビジネスシーンでの活用例
AIを活用したビジネスも次々と出てきています。日本だけでなく世界中でAIスタートアップ企業がたくさん立ち上がっています。
このブログでもAIのスタートアップのビジネスを取り上げています。AIビジネスを検討されているかたは参考にしてみてください。
まとめ
AIはまだまだこれからの技術です。
最近は
「AIを活用したビジネスをしたいが、どうしたらいいかわからない」
といった相談を受けることが多くなりました。
しかし、「AIブーム」のせいで玉石混合な情報が多く、誤った認識でAIを活用しようとしていることも多いです。
また、以下のような疑問も多く持たれています。
・AIは何に活用できるのか
・AIを導入すると、どんな効果があるのか
・AIシステムは、どれくらいの開発期間がかかるのか
・AIシステムを開発するには、どのくらい費用がかかるのか
最終的には、AIは非常に高度な機能も幅広く持つはずです。
しかし大切なのはAI脅威論のようなものに必要以上に踊らされないことです。
いま現在の段階で、AIのような新しい技術が活用できる範囲(何ができて何ができないか)を正しく認識することが非常に大切です。