10代の若者世代から注目を集めることは、ビジネスを行ううえで大きなアドバンテージになります。
しかし、流行り廃りが早い中、10代の世代の関心も急速に移り変わっています。若者の注目を集めることは簡単ではありません。
今回は、10代の若者へのマーケティングのヒントになるTIPSを紹介します。
彼らはどこにいるか
まずは、10代の若者はどこにいるかを把握しましょう。
彼らは、自由な時間のほとんどをインターネットの利用に費やしています。
若者のインターネット利用の代表格がソーシャルメディアです。
Facebook、Twitter、Instagramをはじめ、LINEなどのメッセージアプリの利用も目立ちます。
動画サイトの利用も多いです。
Youtubeやニコニコ動画が代表格ですね。
ひとつの動画を見ると、それに関連する動画を次々と見てしまいますので、利用時間が長時間に及ぶというのも特徴です。
いまは小学校高学年からスマホを持っている時代です。
10代のインターネット利用は、スマホやタブレットでの利用がほとんどのようです。
私の姪(中学1年女子)も、ずっとスマホをいじっいます。
友達とのLINEでの会話や、Youtubeの動画鑑賞を楽しんでいます。
10代へのマーケティング4つのTIPS
さて、インターネットで10代の若者を見つけることはできました。
それでは、その10代の若者へマーケティングする際に意識しておくべき4つのTIPSを、以下に紹介します。
強いブランディング
10代は強いブランディングを持った人に惹かれます。個性を持った人に惹かれるということです。
ブランド力を持つのは、簡単ではありませんが
コンテンツや見た目、イメージに整合性を持つことと
周りとは違う何かを持つことがブランド力を上げる鍵です。
人は、個性のあるものや、普段接している人と違う特徴がある人に興味を持つものです。
有名人を利用する
手っ取り早く10代の若者の注目を集めるには、有名人を利用することが1番でしょう。
TVタレントや著名人がベストですが、なかなか現実的ではなかったりします。
TVに出ているようなタレントでなくても
自分のビジネスのマーケットや関連する分野で、Youtubeへ動画をアップしているちょっと有名な人を狙ってみます。
一緒に動画をコラボしてみたり、その人のブログで紹介してもらったり、または、会って写真を一緒に撮るだけでも良いと思います。
まず、その人の持つファンから注目を集めるようにします。
そうすることで、ひとつ前に挙げた「強いブランディング」を作ることにもつながります。
モバイル対応は必須
新しくウェブサイトやサービスを考えているなら、モバイル対応は必須です。
家族と同居している10代の場合、自分専用のパソコンを持っている人はそれほど多くないでしょう。
だいたいが自分のスマホやタブレットを利用してインターネットをしています。
スマホでアクセスしたウェブサイトが、PC用の画面で表示された場合、その瞬間に他のページに逃げていってしまいます。
「モバイル・ファースト」という言葉がある通り、10代のようなモバイル利用が多いターゲットの場合は特に、PC用の画面よりもモバイルを優先するべきです。
情報は短く、シェアしたくなる情報を
多くの10代が好んで利用するSNSは、TwitterやInstagramです。
若者は、有益な長い文章よりも、強いインパクトのある短い文書や画像に惹かれやすいです。
また、シェアしたくなる情報を発信することも大切なポイントです。
以下にまとめます。
まとめ
10代の若者世代は大きなマーケットです。
若者世代をターゲットとするビジネスの場合、10代から注目と信頼を得ることは大変大きなアドバンテージになります。
この世代はデジタルネイティブ1と呼ばれ、インターネットの利用に全く抵抗がなく、日常的に自然に利用しています。
そのせいもあり、10代のインターネットを通しての「Word of Mouth(口コミ)」の力は強力です。
これらのTIPSを、ビジネスのマーケティング戦略の参考にしてみてください。
生まれたとき、または物心がつく頃にはインターネットやパソコンなどが普及していた環境で育った世代↩