Bitcoinをはじめ、Ethereumやその他のアルトコインの情報など
テレビをはじめTwitterなどのSNSでも話題になっています。
もしあなたがJava開発者、もしくはJava言語に親しんでいるかたなら
暗号通貨の技術であるブロックチェーンを簡単に活用することができます。
この記事では、ブロックチェーン技術を今すぐ利用するために
利用できる人気のJavaプロジェクトを3つ紹介します。
ここで挙げる3つのプロジェクトは
Githubリポジトリの星の数に基づいて記載しました。
BitcoinJ
BitcoinJ
わかりやすいネーミングですよね。
ビットコインウォレットを作って、ノード間のトランザクションを管理する方法を知りたければ、
BitcoinJを試してみてください。
このプロジェクトのコミュニティは活発で、
すべての開発者にとって非常に有益な情報源となっています。
ほとんどのオープンソースプロジェクトと同じように、
このBitcoinJプロジェクトにも、問題(バグ)や制限があります。
公開されているバグやスケーラビリティの問題には、
いくつかの既知のセキュリティ問題も含まれています。
それでも、ビットコインプロトコルがどのように動作するかを理解したい場合は、
このライブラリは非常に役に立ちます。
Web3j
Web3j
ビットコインの次に話題の暗号通貨であるEthereum(イーサリアム)のライブラリです。
このライブラリでは、プラットフォーム用の独自の統合コードを記述する必要がなくなり、Ethereumブロックチェーンを利用して作業することができます。
この場合も、コア・フィーチャーはウォレットを作成し、
トランザクションとこの時間スマート・コントラクト・ラッパーを管理しています。
Ethereumプロジェクトの一部は、スマートコントラクトを作成するための事実上の標準であるSolidity(ソリディティ)と呼ばれる特別な言語でで作られています。
Web3jのページを見るとわかるとおり
ドキュメントやサンプルも充実しているので
簡単な英語がわかるなら、少しいじってみるのも面白いと思います。
HyperLedger Fabric
HyperLedger Fabric
エンタープライズ向けのブロックチェーンライブラリです。
HyperLedger Fabricは、ブロックチェーンソリューションを開発するための
Linux Foundationが提供するフレームワークです。
エンタープライズ向けとはいえ
単純なアプリケーションを作成したい場合でも、
HyperLedger Fabricは強力なツールになります。
このプロジェクトは、Linux Foundationのメンバーより積極的に開発が進められています。
主な機能のポイントは、スマートコントラクトの作成と管理です。
以下のような機能です。
・機密情報を共有するためのチャネルの管理
・取引の承認ポリシー
・ネットワーク内のピアへのトランザクション配信
ニーズに応じて、さまざまなHyperLedgerのプロジェクトを選択することができます。
これにより、一貫性のあるスケールしやすく、またメンテナンスしやすいブロックチェーンのインフラを構築することができます。
まとめ
多くの人々にとって、ブロックチェーンはインターネット全体を変えるでしょう。
もしJava開発者で、ブロックチェーンに興味のあるかたは、
ここで紹介したライブラリをチェックしてみてはいかがでしょうか。